凝り固まった朝の股関節にオススメの開脚ストレッチ3パターン「片足ずつ」で安全、最高に気持ちいい!
朝のストレッチは、眠っているあいだに凝り固まった筋肉を適度にほぐす効果に期待できます。その結果、体のダルさがスッキリして、「今日も一日、頑張ろう!」という気持ちの切り替えになったりもしますよね。 ですが、足を左右に大きく開くような、強度の高いストレッチには注意が必要です。
起床後の体は、筋肉が凝り固まった状態。
そして、寝返りを打つために股関節を使いますから、“股関節周辺”には大きな負担がかかっています。「朝から、下半身がダルい」と感じるのは、そのせいでもあるでしょう。
股関節は、上半身と下半身をつなぐ体のなかでもっとも大きな関節です。
歩く、走るときやジャンプをするとき、また足を閉じたり開いたりするときなど、股関節はさまざまな方向へ動きます。それと同時に、その周辺に重なり合っている筋肉も動くのですが、朝の体というのはそもそも可動域が狭まっているため、いきなり強度の高いストレッチをおこなうと、ほぐれるどころか怪我をしたり、痛めたりする恐れがあるので注意が必要なのです。
特に、足を左右に広げる開脚のストレッチをおこなう際は、無理のない範囲でゆるゆると伸ばしてあげると安全でしょう。
そこで今回紹介するのは、“片足ずつ”の開脚で、朝の股関節周辺をほぐすストレッチ3つです。
片足ずつの開脚ストレッチ3つ
それでは早速、ストレッチをはじめていきましょう。
ストレッチ1
(1)あぐらの姿勢から、右足を横に開く
→右足を開くのは、痛みや突っ張り感が強くない範囲でOK
→右のかかとを突き出し、ふくらはぎ~ひざの裏~太ももの裏を伸ばす
→左のかかとは、恥骨の近くに引き寄せる
(2)右のつま先を内側に倒す(股関節の内旋)~60~90秒キープ
(3)右のつま先を外側に倒す(股関節の外旋)~60~90秒キープ
ストレッチの最中は、ゆったりとした呼吸を繰り返しましょう。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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