うつ伏せ寝、仰向け、横向き【寝相別おすすめポーズ】快適な1日にするためのベッドでできる朝ヨガ
寝起きから身体がだるかったり、目覚めが悪かったり、午前中はぼやりしてしまったり、朝が苦手だと感じている方にお勧めなのが朝ヨガです。朝は時間がない、自分に合ったポーズを行いたいという方に向けて、寝姿別にお勧めのポーズをご紹介します。
快適な1日にするために朝ヨガがお勧めな人とは?
寝起きに朝ヨガを行うことは基本的にお勧めですが、特にお勧めなのは以下のような方です。
・目覚めが悪く、スッキリと起きることができない。
・寝起きから腰や背中、膝など痛みがある。
・朝から身体が重い。だるさがある。
・常に肩こりや腰痛などどこかがこっている。
・冷え性で、夏でも末端は冷える。
・朝から仕事や勉強に集中したい。
・1日を快適に過ごしたい。
・心身ともに健やかでありたい。
いかがでしたでしょうか?当てはまるものがひとつでもあった方は、ぜひ朝にヨガの時間を取ってみましょう。
寝る姿勢別、おすすめポーズとは?
朝は忙しくてなかなかヨガをゆっくり行う時間が取れないという方も多いです。そんな方は、まずは寝起きにベッドの中でいいので、ご自身に必要なポーズだけでも行ってみるといいでしょう。身体つきが人それぞれ異なるように、寝る姿勢も様々ですよね。寝る時の姿勢によって朝の身体のこり方やだるさが変わってきますので、以下を参考にしてみてください。
うつ伏せで寝ているタイプ
血の巡りが悪い状態ですので、手足が冷える末端冷え性の方にもお勧めのゴキブリのポーズを行いましょう。
1. 仰向けのまま両手両足を天井に向けて上げます。
2. 両手両足をバタバタとおもいっきり揺らしましょう。少し疲れるくらい揺らし続けたら、両手両足を下ろします。
横向きで寝ているタイプ
横向きで寝ている方は、骨盤が歪みやすく、背中が張りやすくなります。仰向けのねじりのポーズを行いましょう。寝起きに腰が痛くなる方にもお勧めです。また、腸の働きを改善したい、体幹を使いやすくしたい方にもお勧めです。
1. 仰向けで膝を立て、右足が上になるように足を組み、両手を肩の高さに伸ばします。
2. 息を吐きながら両足を右側に倒し、顔を左側へ倒します。右手で右足を押さえてもいいでしょう。3〜5呼吸行い、反対側も同様に行います。
寝返りをほとんどしないタイプ
寝ている間にほとんど動かない、仰向けのまま寝返りをしていないタイプの寝起きの身体は、全身が固まっている状態にあり、全身のほぐしが必要です。時間がない場合は、猫の背伸ばしのポーズで背面を特に伸ばしましょう。
1. 四つ這いになり、下半身は動かさずに両手を前に伸ばしてあごや胸を床に近づけ、上半身を伸ばします。3〜5呼吸しましょう。
2. 余裕があれば、両手を右上にずらし、体側も伸ばしながら3〜5呼吸しましょう。左上も同様に行います。
※胸が床につかないタイプは胸の下に枕を敷いて無理なくポーズを行えるようサポートしましょう。
数ポーズ行うと効果的ですので、10分ほど時間が取れるときには、以下の動画を見ながら動いてみましょう。ベッドの上でできる内容は運動不足な方でも行いやすいため、寝起きのお悩みがある方にお勧めしやすい内容です。ぜひ繰り返し行ってみてください。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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