起きたばかりなのに体が痛い、関節が鳴る【朝ヨガを勧めたいのはこんな人】立ったままできる朝5分ヨガ

 起きたばかりなのに体が痛い、関節が鳴る【朝ヨガを勧めたいのはこんな人】立ったままできる朝5分ヨガ
Saori Iso
磯沙緒里
磯沙緒里
2021-05-13

朝起きたばかりなのにだるさを感じたり、あちこち凝り固まっていたり、関節が鳴るなんて経験は誰もがあるのではないでしょうか?今回は、そんな時にヨガがお勧めの理由と、簡単で手軽にできる朝ヨガをご紹介します。

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朝ヨガはどんな人にお勧め?

朝ヨガは誰にとってもお勧めしたいものですが、特にどんな方にお勧めでしょう?

目覚めが悪く、仕事や家事に切り替えにくい。作業の効率を上げたい。

朝にヨガを行うことで、睡眠時の副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態へと導くことができます。寝起きにだるく、やる気が出ない時などにヨガを行うことで体がすっきりと目覚め、仕事や家事などのやるべきことへと意識を切り替えやすくなります。また、このことにより集中して作業しやすくなるため、すっきりしない寝起きのままでだらだら作業をしてしまうよりも効率を上げやすくなります。

痩せにくく代謝を上げたい。冷え性。

呼吸と共に動いていく朝ヨガは血流を促すことができます。冷え性の方にとって朝の冷えはつらいですが、血流を促すことで内側から温めることができます。また、血流を促すことで代謝を上げやすくなるため、痩せやすい身体づくりへと繋がります。特に空腹時に行うことで脂肪からエネルギーが作られるので、朝食前のヨガがお勧めです。

睡眠の質が悪い。寝つきが悪い。

睡眠のために必要なホルモンである「メラトニン」が十分に分泌され良質な睡眠を摂るためにはメラトニンの材料となるホルモン「セロトニン」が日中に分泌される必要があります。朝の光を浴びながら軽い運動を行うことでセロトニンが分泌されるため、朝ヨガによって寝つきが良く睡眠の質も高まりやすいのです。

関節が鳴る、関節痛がある方にも朝ヨガはお勧め

関節も老化するため、体を動かした時に関節が鳴ったり、痛みが出ることがあります。その対策として、関節運動が挙げられます。関節は、関節運動を行うことで滑らかな動きができます。反対に、関節を動かさないと関節軟骨の栄養となる関節液が軟骨細胞まで浸み込んでいかないため、痛みが生じやすくなってしまいます。加齢と共に老化を感じている方だけでなく、デスクワークなどで同じ姿勢が長く続いたり運動習慣がない方にとっても、関節を動かす運動を行うことがお勧めです。そのためには、朝ヨガで寝起きや座りっぱなしの姿勢が続いた時に全身の関節を動かすと良いでしょう。

1日5分、立ったままでもOK

朝は慌ただしくヨガのための時間が取れないという方も多いでしょう。そんな方は、朝の5分だけなど、短い時間でも、日常的に行うことが大切です。ヨガマットがなかったり、部屋にヨガマットを敷くスペースがない、ヨガマットを敷くのが面倒という方は、立ったままできるヨガを行うこともお勧めです。以下の動画で、立ったまま朝ヨガを行うことができますので動いてみましょう。体力がなく運動をするのが不安な方や、時間がない方は、冒頭部分で関節を動かすだけでも行うことをお勧めします。

 

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撮影協力 BAYFLOW YOGA STUDIO

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磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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