背中や腰の痛みは詰まった背骨が原因?【背骨に隙間を作る!】たった3分のゆるストレッチ
特に座りっぱなしのデスクワークの人に多い、背中や腰の張り感や痛み。その原因のひとつとして考えられるのが背骨の詰まりです。今回は、詰まった背骨をゆるめてリセットする簡単なストレッチをご紹介します。寝る前たった3分!背骨がゆるむ心地よさをぜひ体感してみませんか?
背骨の仕組みと役割
ストレッチを始める前に、まず背骨の仕組みや役割について知っておきましょう。
背骨の仕組みとは?
背骨は長い1本の骨ではなく、小さい骨がたくさん積み重なってできています。その骨と骨の間には椎間板と言うクッションのような働きをするパーツがあり、程よいスペースがあるおかげで背骨はなめらかに動きます。しかし、座りっぱなしの姿勢が続くと、重力で隙間が押しつぶされて詰まり、背骨がガチガチに…。もし次の項目のような症状があったら、それは、背骨の詰まりが原因で起きているのかもしれません。
●背中がいつも張っている。
●深い呼吸が苦手。
●背骨がなめらかに動かない(ヨガのキャット&カウポーズが苦手)
●肩甲骨の内側、背中、腰に痛みや違和感がある。
背骨の役割とは?
背骨には、姿勢を保つこと以外にも重要な役割があります。それは神経が通る脊椎を頑丈な骨で守り、伝達を助けること。背骨のスムーズに動くから中を通る神経も正常に働き、体のパーツや内臓などが正しく機能するのです。想像してみましょう。もしも、背骨が詰まってつぶされていたら…?神経が圧迫され、情報伝達に支障をきたす可能性もゼロではありません。体を動かしにくくなるだけでなく、もっと大きな不調になるケースもあるのです。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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