【1分揺れるだけ】股関節のつまり感&脚のむくみをスッキリ流す関節ほぐし
長時間座りっぱなしでいると、鼠径部(そけいぶ)といわれる脚の付け根の部分につまり感を感じることはありませんか?つまり感は、ぎゅうぎゅうと伸ばしてしまうと、逆に痛みを感じることもあり…無理に伸ばすのは禁物です。夕方~夜寝る前に「つまり感」を流すほぐしをご紹介。
股関節の「つまり感」の原因
座りっぱなしの姿勢が長時間続くと、脚の付け根の違和感や痛みなどのつまり感を感じることはありませんか?さらに脚の付け根のつまりから下半身のむくみへとつながり、下半身全体が痛いし重たいという悩みも少なくありません(筆者も本当に毎日つらい経験をしていました)。脚の付け根のつまり感の原因は主な原因は主に2つ考えられます。
・腸腰筋が長時間縮んだ状態で固まってしまった
・血管やリンパ管が曲げられた状態でいたため、流れが悪化した
固まった筋肉をいきなり伸ばすのはNG!
つまり感を感じたとき、脚の付け根をぎゅうぎゅうと強いストレッチしてしまうのは逆に筋肉に負担かもしれません。長時間正座をしていてしびれた足をほどいていくように、まずはゆっくりと揺らしながらほぐしていくというイメージで、脚の付け根も解きほぐしていきましょう。つまり感の他、むくみを感じるとき、朝のヨガをする前のほぐしや準備運動、股関節の柔軟性をアップしたいときなどにもおすすめの動きです。
やり方
1.正座に座り、片足を伸ばします
2.両手をマットにつき、腰を大きく左右に揺らします
3.次に膝を曲げて、ひざ下を内側に倒したり起こしたりの揺らしを繰り返します
脚の付け根全体を緩めるように大きくゆっくりと動いていきましょう。
片足を揺らしたとに左右差を感じてみましょう。揺らした方の脚の付け根の軽さを感じられるでしょう。
Instagram:股関節ヨガインストラクター 伊藤香奈
YouTube:股関節ヨガチャンネル
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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