【寝たまま揺れるだけ】見逃しがちな腰の側面をほぐすストレッチ|腰痛や股関節のつまりが気になる人に
太ももやお尻、脚の裏側とストレッチしたい部位はたくさんありますが、見逃しがちなのが腰の側面。体の前面、背面だけでなく側面の筋肉にもフォーカスしてみましょう!
股関節痛・腰痛に見逃しがちな体の側面
股関節のつまり感や腰痛などの骨盤まわりが気になるとき、太ももの前側や後ろ側をストレッチしたり、背中や腰回りなど、気づけば体の前面や背面ばかりをケアしていませんか?そこで見逃しがちなのが、体の側面。骨盤周りで体の側面についている中臀筋やその奥にある小臀筋は、立つ・歩く・走るといった日常の動きでとても大切な役割を担っています。しかし、よく知られているストレッチやヨガのポーズは体の前面・または背面を使う動きが多く、側面にアプローチする動きが少ないかもしれません。
関節の安定性に大切な側面をケア
骨盤の横についている中臀筋や小臀筋は、股関節や腰回りを安定して動かすために横からガシっと体を支えてくれているような筋肉です。そのため、この2つの筋肉が固くなっている、機能的に働いていない等の場合は、その周りにある大きな筋肉、例えば腰回りや太もも周りの筋肉を使いすぎてしまい脚が太くなる原因になるという説もあるほどです。体の側面にある筋肉群も、ストレッチ等でしっかりと動かし、機能的に働いてもらえるようなコンディションを保つように意識してみましょう。
股関節・腰の横を揺らしてほぐすストレッチ
寝ながら1分!体の側面にアプローチできるストレッチをご紹介します。お風呂上りの体がほぐれている時などから始めてみましょう。
やり方
1.横向きに寝て肘で体を支える
2.上の脚を体の前につき、バランスを取る(手は腰、または体の前について支えてもOK)
3.体を前後に揺らす
腰の横にストレッチが入っていればOK!「2」でついた脚の位置や揺れる角度を調整し、心地よく伸びを感じる位置を見つけてみましょう。
筋肉は伸ばすだけでなく、伸びるー縮まるの弾力性が大切です!ストレッチをした後に、さらに動きを良くするトレーニングも併せて行いたい方はこちらの動画のエクササイズにもトライしてみよう!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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