辛い痛みを伴う「腰痛・坐骨神経痛」にはこれが効く!症状を緩和するおすすめヨガポーズ
辛い痛みを伴う坐骨神経痛。少しでも症状を和らげたいですよね。そんな時のお助けストレッチ!お尻周りの筋肉をほぐして血流をよくしていきましょう。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経は身体の中で一番太くて長い神経で、腰から腿裏を通り足先までつながっています。坐骨神経が圧迫されると、周りにある痛みを感じる知覚領域が刺激され、痺れや麻痺などの症状が現れます。これが坐骨神経痛です。(坐骨神経痛は病名ではなく、お尻から太ももの後ろ側が痛くなる症状を指します。)坐骨神経が通る場所沿いに症状が現れますが、その中でも腰やお尻、太もも、足先など、人によって痛みや痺れを感じる部位はさまざまです。症状がひどい場合には座っていられないほどの痛みや歩くのが困難になることもあります。
なぜ起こる?
腰痛人口はおよそ3000万人、そのうちの半数近くは坐骨神経痛の症状があるといわれています。そして一番多い坐骨神経痛の原因は腰椎椎間板ヘルニアです。腰の神経である坐骨神経の出発点がヘルニアにより圧迫され、坐骨神経痛の症状が生じます。また、脊柱管内が狭くなることで神経が刺激され、坐骨神経痛の症状が生じる腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)や、梨状筋が硬くなり、お尻や太ももの裏側に坐骨神経痛の症状が出る梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)なども考えられます。
坐骨神経痛に効く、誰でもできる簡単ヨガポーズ
坐骨神経痛は、ストレッチでこり固まった筋肉を伸ばし、血流を良くすることで痛みが改善される場合があります。ポイントは、ストレッチ後の身体の変化です。ストレッチをしている最中に多少痛みを感じていても、終わった後に症状が和らいでいればOK!また、これくらい大丈夫!と思っていても終わった後に悪化する場合には、無理に行わないようにしましょう。軽い症状から手術でしか改善されないような重い症状まであるので、無理はせず、しっかり身体の状態を観察しながら行うことが大切です。(筆者も10代の頃から坐骨神経痛に悩まされていましたが、このストレッチに出会って、魔法のようにスーッと痛みが抜け、劇的に痛みがなくなりました!)
動画で見てみよう
1回で効果が感じられない場合も、繰り返し行うことで少しずつ筋肉がほぐれて症状が改善することもあります。ぜひ続けてみてください♪
AUTHOR
西浦 莉紗
アジア初となるアクロヨガ指導者(Level2)。2013年からヨガの指導を始め、アクロヨガ、アシュタンガヨガ、逆立ちのWSなど幅広くレッスンを行い、笑顔溢れるクラスでは、とにかく楽しい!そして驚くほど身体が変わる!と定評がある。2018年から約2年間は拠点の東京を離れ、より多くの人へアクロヨガの魅力を伝えるため車で周る47都道府県ツアーを行い、年間約5000名以上への指導を実現。2020年には第一子を出産し、妊婦生活の経験をもとにマタニティヨガや産後ヨガ、親子ヨガにも力を入れ様々なライフスタイルに合わせたクラスを提供している。 ヨガジャーナルオンライン公認インストラクターとして、「痛くない・きつくないけど変わる!股関節の柔軟性アップヨガ」クラスがスタート。セルフでできるディープなストレッチなど、様々な手法を用いた『股関節の柔軟性を高める方法』を、身体が硬い人でも無理なくできる安全な方法で学ぶことができるレッスン。 毎週火曜20:00~21:00、月額サブスク5,000円(税込)/ドロップイン1,500円(税込) ヨガジャーナルオンライン西浦莉紗プロフィールページ内「MOSH」アイコンよりお申込み受付中!
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