お尻が冷えている人は「腰痛」になりやすい? 腰回りの血行を良くし温める【お尻ほぐしヨガ&習慣】

 お尻が冷えている人は「腰痛」になりやすい? 腰回りの血行を良くし温める【お尻ほぐしヨガ&習慣】
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中村優希
中村優希
2021-04-07

多くの方が抱えている腰痛。腰を伸ばしたりマッサージしても中々よくならない‥原因は腰ではなくお尻にあるかもしれません。凝り固まったお尻のほぐしとお尻を鍛える歩き方をご紹介します。

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頑固な「腰痛」と「お尻の冷え」の関係

腰痛を抱えている方の多くは、腰回りを伸ばしたり、マッサージで腰の筋肉をほぐすなどのケアを行なっている方もいらっしゃると思いますが、いかがでしょうか? なかなか良くならないという方は、原因は腰ではなく他の部分にあるかもしれません。特に注意したいのがお尻です。お尻と腰は近い位置にあり、お尻の不調が腰に影響を与えていると考えられます。

皆さんのお尻は冷えていませんか? お尻が冷えるという感覚をあまり感じたことがないという方は多いかと思いますが、触れてみると冷えている方は多いです。デスクワーカーの方など、長時間椅子に座った姿勢を続けているとお尻の筋肉は硬くなり血行不良を引き起こしてお尻は冷えてしまいます。お尻が血行不良になることで近い部位にある腰にも影響があるのです。血行不良になった部位は冷えて痛みなどの症状に繋がります。

また、お尻の筋肉は姿勢を維持するのに重要な役割を担っている為、お尻の筋肉が衰えることで腰の筋肉がカバーしようと腰の筋肉がオーバーワークに陥り腰痛を引き起こすのです。

腰痛予防には「お尻」が鍵!

お尻の血行不良や筋力の衰えが、腰痛を引き起こす原因となるのであれば、お尻の筋肉を伸ばしたりお尻の筋肉を普段から意識して使うことが大切です。

お尻をほぐすストレッチ

 

お尻を鍛える習慣

お尻の筋肉は歩く時に常に使われる筋肉です。普段の歩き方を意識するだけでお尻の筋肉をしっかり使うことができるのでぜひ実践してみてくださいね。

・エスカレータではなく階段を使う
・歩幅を気持ち広げて歩く
・みぞおちを引き上げるように歩く
・小指側重心ではなく親指側重心で歩く

階段登る
Gettyimages

お尻がほぐれ筋力も鍛えられることで、腰痛改善だけではなく、疲れにくくなったり、代謝が上がるなど‥様々な良い効果を実感することができますよ!!

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中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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