仕事合間のプチ休憩に!ツラ~イ肩こりに効く【腕・背中まわりの深層筋をストレッチ】陰ヨガポーズ
在宅ワークによる慣れない仕事環境での疲れで、腕が鉛のように重い、肩が冷たく凝っている、手がつかれてチリチリ辛い、背中が鉄板のように感じる…などつらい症状に悩まされていませんか?
仕事合間のプチ休憩にぴったり!背中コリ、腕コリ解消「クローズドウイングのポーズ」
仕事形態が在宅ワークに変化し、オフィスの「仕事に最適な」デスクを離れ、PC作業をしている多くの方々の間で、辛い肩こり腕こりの方が増えているのではないでしょうか?
自宅での仕事は疲れを感じやすく、オフィスは、仕事しやすいベスト環境に設定されていたんだな…と気付きます。それなら!会社では気軽にできない在宅ならではのメリット「疲れたら5分」のプチ休憩にヨガのポーズはいかがでしょうか? 5分の小休憩ヨガを挟むことで、その後の仕事の効率化にびっくり!というくらいリフレッシュできますよ。
クローズドウイングのポーズで背中コリ、腕コリ解消しましょう。深層筋膜リリース、上半身の陰ヨガです。
腕を挙上するための三角筋、肩まわりの僧帽筋、その深層部の菱形筋、そして肩甲骨を回旋させる筋肉、回旋4筋(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)をストレッチしましょう。
肩・腕まわりのこりがすっきり「クローズドウイングのポーズ」
やり方
うつぶせになり、右腕を左肩方向に水平内転させ、上半身をかぶせて乗ります。左腕は頭の上の方向に伸ばす、あるいは、両方の腕を交差します。上半身の重さを腕にのせ、右腕の外側の筋肉、背中の筋膜がストレッチされた感覚を探してください。 写真では、右腕と反対の左脚を横に出していますが、左脚は伸ばしたままでもOK。写真のようにすると下肢内転筋群もストレッチできます。
息が苦しい人は
のどの周辺に腕が置かれると息苦しくなることがあります。少し下方向に身体を移動させると解放されます。顔の向きは真下でおでこを床に向けてもリラックスできます。
腕だけストレッチしたい人は(クラッシュトウイングポーズ)
お尻を持ち上げて、腕に上半身の重さを集中させストレッチしていきます。
行う際の注意
「ちょうどよい心地よさ」をマインドフルネスに(感覚にしっかり意識を集中して)探してください。
陰ヨガはマインドフルネスに行うヨガです。骨格、筋膜は個人差があります。あなたの腕が気持ちよく伸びていれば、正しくポーズは取れています。
肩回りにインピンジメント症候群(※)がある方はご注意ください。
痛みや引っかかりを感じる際は、お休みしましょう。あなたの身体を尊重して行うヨガを楽しんでください。※ある角度で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上できなくなる症状の総称です。
陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏の指導に「ヨガのポーズ、それは幸せをもたらすもの、それは心の安らぎと充足感であり、それは豊かさであり、満ち足りた感覚です」という言葉があります。満ち足りた感覚を味わうことを大切に、自分の心と体の声を丁寧に聞きながら、ポーズを焦らずじっくりと行っていきましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
西川尚美
西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」
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