【たった1分でいい】肩が軽くなる!肩甲骨を動かす簡単タオルストレッチ
肩こりは、単純に肩だけをほぐしてもなかなか解消できないもの。肩甲骨はがしが効果的と言われているように、ポイントは、肩甲骨のスムーズな動きです。今回は、マッサージに行けない時でもセルフでできる、タオルを使った肩甲骨を動かすストレッチの紹介です。1日たったの1分!座ったままでもできるので、ぜひ試してみませんか?
肩こりと肩甲骨の関係
肩こりは、筋肉のこわばりによる肩回りの血行不良が引き起こすもので、姿勢の乱れ、運動不足、ストレスによる緊張などがおもな原因。特にパソコンやスマホに向かう時間が長くなると、前かがみの状態で肩甲骨が動かないままに…。そのため、いざ動かそうとしても動きも悪く、ガチガチにこり固まってしまう悪循環に陥るのです。肩は肩甲骨の動きと連動しているため、肩甲骨の動きが良くなれば、症状も緩和すると言われています。肩甲骨まわりの筋肉をほぐし、柔軟に保つことが、肩こり解消の鍵となるのです。
肩甲骨を動かすタオルストレッチ
肩甲骨を動かし、肩こりを楽にするセルフストレッチを紹介します。椅子に座ってできるので仕事の合間にもおすすめです。まずタオルを1本用意しましょう!
やり方
1.タオルの両端を持つ。
2.タオルをピンと張り、胸の前で両腕を伸ばす。
3.肘を伸ばしたまま右手を上げながら左へスライド。右手を頭上に、左手は肩の高さで横へ。
4.肘を伸ばし、肩甲骨を回すように両腕を頭上へ。
5.肘を伸ばしたまま右手を下ろしながら右へスライド。左手を頭上に、右手は肩の高さで横へ。
6.2の位置に戻り、5~6回を目安に繰り返す。
7.反対側も同様に行う。
ポイント
ターゲットは肩甲骨です。肩甲骨を動かす意識を忘れずに!肘を伸ばし、タオルをピンと張った状態を保ちましょう。肘が曲がってしまったり、痛みがあったり、動かしにくいと感じる場合は、持つ位置を広めにして楽にできるように調節しましょう。また、呼吸を止めない事も大切なポイントです。体側を伸ばしながら、できる範囲で大きな円を描くように動いてみましょう。
手軽にできるストレッチを習慣に!
今回紹介したタオルストレッチは、筋力の衰えを感じる人、柔軟性に自信のない人でも、無理なく肩甲骨周りを動かす事ができるので、四十肩、五十肩の緩和にも効果的です。また、肩甲骨を動かすだけでなく、胸を広げる、背中、体側を伸ばすなど、タオルストレッチは手軽なうえにバリエーションも豊富です。動かしたい部分、伸ばしたいところを伸ばしたい分だけ伸ばせるのもよいところ。1日1分、手軽にできるストレッチを早速今日から取り入れてみませんか?継続することで体はもっと楽になるはずです!
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
Instagram:@reiyoga.reikosudo
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