身体の左右の歪みを整える!フォームローラー基本の使い方おさらい【体側ほぐし編】
フォームローラーを使って身体をほぐすとき、前面や背面は入念にコロコロ……するのですが、意外と忘れられがちなのが身体の側面、つまり“体側”です。
身体の側面を通る“筋”もまた非常に多く、おもに歩行時の左右のバランスを保つために重要な働きをします。また、身体の左右の歪みとの関連も深く、筋膜の短縮やこり固まりを放置することでそれを悪化させてしまう恐れもあるでしょう。
今回は、フォームローラーを使った体側のほぐし方を紹介します。
脇の下周辺
まずは脇の下周辺から。
脇の下周辺の筋肉はひじの曲げ伸ばしや、力仕事をするときに使われるだけではなく、反対に長時間のデスクワークなどによって「使わなさすぎる」ことでもこりの原因になると言われています。脇のこりは肩甲骨の動きを制限して肩こりを引き起こすこともあるので、フォームローラーを使ってほぐしてあげましょう。
ほぐし方
身体を横向きにし、脇の下にフォームローラーをセット。
上側の脚のひざを曲げて身体の前に足裏をつき、上下に小刻みに動くようにフォームローラーを転がす。
→上側の手を身体の前につき、体重のかけ具合を調節しながらおこなうとよい
脇腹周辺
脇腹周辺の筋肉は座って猫背の姿勢で過ごすことで硬くなります。腰部の屈曲や左右のねじり、側屈などで使われる筋肉でこり固まると腰痛の原因になるとも言われています。
ほぐし方
身体を横向きにし、脇腹の下にフォームローラーをセット。
上側の脚のひざを曲げて身体の前に足裏をつき、上下に動くようにしてフォームローラーを広く転がす。
→身体を床から持ち上げておこなってもよいが、痛みがないか様子を見ながら
→肋骨や骨盤に触れると痛む方は、その部分に当たらないようにおこなう
身体の角度をやや上向き、下向きに変えてほぐしてもよいでしょう。
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