無意識のうちに眉間にシワが寄ってない?イライラ気分を解放するたった1つのコツ
腹式呼吸を日常に取り入れよう
深く長い呼吸を行うためにも腹式呼吸を練習していきましょう。普段私たちは胸式呼吸で生活をしています。胸式呼吸は吸う時にお腹がへこみ、吐く時にお腹が膨らんでいきます。腹式呼吸はこれと逆に行っていきます。吸う時にお腹がふわっと風船のように柔らかく膨らんでいき、吐く時にはその風船のように膨らんだお腹をどんどん背中に近づけていきます。最初は違和感に思い、どっちがどっちだか分からなくなってしまうかもしれません。分かりにくいと感じた場合は、仰向けに寝ながら行ってみると良いでしょう。そして手をお腹の上に乗せ、動きを観察してみます。最初はまずお腹の動きをマスターしていきます。それが慣れてきたら、次は呼吸の長さを調整してみます。普段意識していない時の呼吸の長さは約3~5秒程度でしょう。イライラしている時はもっと短くなっています。副交感神経の働きを良くする為にも、まずは6秒かけて吸って6秒かけて吐く練習をしてみましょう。一気にやってしまうと後半辛くなってしまいます。細く長い呼吸になるように心掛けてみて下さい。繰り返すたびに身体の力みがなくなって、気持ちが落ち着いていくのではないでしょうか。仰向けで行っている場合は、身体の背面がどんどん床に根付いていくような感覚です。
イライラしたと思ったらまずは呼吸を整えよう
イライラしてしまうのは誰にでもある事。それ自体を変える必要はありません。イライラした時にどう対処するかが重要になってきます。イラっと来た時にはまずはご自身の呼吸を調整してみる事をオススメします。そうする事でイライラした気持ちと距離をとれる上に、自分を客観的に見る時間が生まれます。何にイライラしているのか、どうしたいのかなどちょっとした瞑想の時間になります。客観的に見る時間があると、さっきまでカッとなっていた感情も消えているかもしれません。ヨガの時間だけでなく、普段の生活にも腹式呼吸を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は妊娠中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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