2018年冬季オリンピック代表選手が明かす「ヨガ」の力

 2018年冬季オリンピック代表選手が明かす「ヨガ」の力
photo by YJ US
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ジャクリーン・ワイルズ
ジャクリーン・ワイルズ
年齢: 24歳
出身地: オレゴン州ポートランド
種目: アルペンスキー

ジャクリーン・ワイルズはイタリアのコルティーナ・ダンペッツォで15位以内に入ったのを含め、新人として迎えたシーズンでワールドカップのポイントを上げて2014年にオリンピックデビューを果たした。ソチオリンピックでは滑降で26位になり、2015-17年のワールドカップで30位以内につけ、20位以上になる道を開いた。2016年にはスーパー大回転(回転のより速いもの)で初のトップ10を獲得。2017年にはオーストリアのアルテンマルクト・ツァウヘンゼーで行われたワールドカップの回転で3位になり、自身初の表彰台に上がった。彼女はトレーニング時の超高速スピードで知られ、平昌での2度目のオリンピック出場に備え、その速度が試合に生かされることを期待している。(代表選手は1月下旬に決定)

ジャクリーン

ジャクリーンのヨガプラクティス
「通常のトレーニング以外に、ヨガ、マッサージ、瞑想を行い、栄養学も学んでいます」とワイルズは言う。「5年前にヨガを知りました。母がインストラクターになったときです。それ以来、トレーニングの一環としてヨガのプラクティスを取り入れるのが気に入っています。ヨガの哲学とは愛し、敬い、ヨガをプラクティスするライフスタイルを通じて健康を維持することだと思います。私にとっては強靭な肉体を手に入れることが目標であり、それを維持することが最優先です。ヨガは筋肉のストレッチや強化だけでなく、心の平安と集中力も与えてくれます。それらは私の競技における試合中の張り詰めた瞬間に不可欠なものです。特にホットヨガが気に入っています。私の運動選手としての体の解毒と浄化に役立ち、次のトレーニングに備えることができるからです」

 

アレックス・リグズビー
アレックス・リグスビー
年齢: 25歳
出身地: ウィスコンシン州デラフィールド
種目: アイスホッケー

アレックス・リグスビーは2014年冬季オリンピック時には下位のゴールキーパーで出場枠を逃した。それ以来、チーム内でトップのコールキーパーになるために努力し続けてきた。アメリカ代表チームの女子アイスホッケー世界選手権での4つの金メダル(2013、2015、2016、2017年)獲得に貢献し、2016年のトーナメントではアメリカのトップ3選手の一人になり、対カナダ戦の金メダルを掛けた延長ピリオドでの1-0のシャットアウト勝利の際には、アメリカの最優秀選手に選ばれた。ウィスコンシン大学でのリグスビーは、2010-11年には全米大学体育協会のディビジョンIでのチームの優勝に貢献し、パティー・カズマイヤー賞の10人の最終候補者に入った。そして2013年-14年にはウィスコンシン大学でゴールキーパーとしては初のキャプテンになった。2014-17年にはミネソタ・ホワイトキャップスでプロのホッケー選手として3シーズンを戦い、2018年にアメリカのオリンピックチームに初めて参加することを心待ちにしている。(代表選手は1月上旬に決定)

アレックス・リグスビー

アレックスのヨガプラクティス
「私の趣味はヨガです」とリグスビーは言う。「すごく柔軟性があるわけではないのですが、1つのポーズを約3分間ホールドする陰ヨガを行うのが好きです。とてもリラックスできるし、自分と向かい合い、体と通じ合う時間が好きなのです。週一回は友人と共にスタジオに行くようにしています。私は精神力とイメージの持つ力をとても信じていて、このレベルで成功するためにはそうしたことは重要な要素だと確信しています」

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Text by YJ EDITOR
Translated by Hiroe Humphreys



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