あなたも絶対にやっている!?太る原因を作る家事の動作とは

 あなたも絶対にやっている!?太る原因を作る家事の動作とは
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伊藤香奈
伊藤香奈
2020-06-16
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家事姿勢を改善しよう

多くの家事は「立った姿勢」で行われること多いでしょう。そのため、立ち姿勢を意識するだけで、下半身の疲れやむくみの改善が期待できます。ヨガのタダアーサナのポイントを確認して、その姿勢を家事のどんな動作でも意識していくようにしましょう。

1.脚は腰幅に開いて立つ

2.足裏の内側に少し体重をかける

ヨガでは足裏全体と学びますが、足幅を広げると体重が外側に逃げやすいため、あえて内側に意識を置いていきます。内側のくるぶしの下あたりに体重を置いてみましょう。

3.膝は伸ばしすぎず、軽く曲げるくらいにしておく

特に過伸展の方は、膝をちょっと曲げるくらいのイメージにしておきます。

4.骨盤から上の胴体全体を頭頂から引っ張られているように縦に伸ばす

姿勢を正そうとすると腰を必要以上に反ってしまう方が多くいます。また、腰の反りを直すために逆に下腹部に力をいれて、固めすぎてしまう方もいらっしゃいます。腰の位置を細かく調整するのではなく、体を縦に伸ばそうとすると、自然と下腹部が少し引き締まり腰が立ちやすくなります。

5.肩を下げる

4番で縦に伸ばそうとすると、肩も持ち上げてしまいがちです。息を吐き出して肩を下ろしましょう。また、肩を下すときに猫背にならないように、胸の位置はそのままで肩先の骨の位置だけを下げるように意識すしてみましょう。

この姿勢の良い状態をなるべくキープするようにしながら、家事等の作業を行ってみましょう。食器洗いや料理はどうしても手元に目線を下げる必要がありますが、姿勢を正しながらなるべく目線や首を下に下げる形で行いましょう。

家事の姿勢
体を縦に伸ばしつつも、力を抜いて柔らかく立っていられると、立ちっぱなしによる疲労を回避できます

ヨガを日常に生かそう

ヨガのレッスンで体を整えられたとしても、スタジオを出た瞬間に姿勢が崩れてしまっては、まったく意味がありません。ヨガで整えた姿勢や体の感覚を日常でも意識し続けることで、様々な不調の改善の効果も高まります。今日から今から。まずは食器を洗う時にお腹をキッチン台から離すことから始めてみましょう!

ライター/伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学の知見を深め、ヨガ・ストレッチ・筋膜リリースを組み合わせた独自のエクササイズで痛みを克服。この経験をもとに「股関節ヨガ」というメソッドにまとめ、「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるヨガを考案。股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。Instagram:@itokanayoga45

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