世界最大の化粧品会社が目指す美と環境のハーモニー #地球とビューティー Vol 5. ロレアル
ーー世界最大の化粧品会社「ロレアル」だからこそ実現可能な環境への最新の取り組みはどういうものでしょうか?
ロレアルグループでの取り組みとして、化粧品パッケージの国際的なリーディングカンパニーである「アルベア」社とともに、ボール紙素材の化粧品チューブという画期的な化粧品容器を世界で初めて開発しました。日本での展開は現時点では未定です。また、これまでプラスチック製だったほとんどの部分を、認証紙のようなバイオベースの素材で代替するなどの取り組みも行なっています。
「ロレアルは2007年から容器類が環境に与える影響を軽減しづけてきました。そこからさらに一歩踏み込んで、「アルベア」社と連携して化粧品のための新たな紙素材のチューブの共同開発に取り組んできました。最初の市場展開はスキンケア製品を予定しており、2020年後半に発売予定です。また、2020年末までには使用する容器全ての環境や社会への影響改善に取り組みます。今回のこの認証紙をベースとしたこの新テクノロジーの導入は、まさにこれからのロレアルのパッケージ戦略の重要な鍵を握るものと言えるでしょう」と、開発にあたりロレアル パッケージング&ディベロプメント バイスプレジデントのフィリップ・テューヴェンはこうコメントしています。「『ロレアル』はグループ全体として、常に『美』は『美しい環境』とともにあるものと考えています。そして今後もより高い目標と信念を貫くべく、様々なイノベーションにチャレンジして行きます。」
誰もが毎日のケアで、必ず一つは使っているであろう「ロレアル」の製品。世界中の一人ひとりのニーズや需要、地域や伝統による違いを理解し尊重する「ロレアル」のメッセージはただ一つ「全世界の一人ひとりに、そして社会および環境に等しく「美」を届けること」だ。これまでも、そしてこれからも、世界最大の化粧品会社「ロレアル」の「美」と地球のハーモニーの創造は続き、その動向には、常に全世界の注目が集まっている。
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ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」「etRouge」(日経BP)「NikkeiLUXE」等のメディアでセレブリティインタビューを始めビューティ関連の執筆活動中。
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