人と自然の共生から未来の美を生み出すメルヴィータの信念

Melvita

人と自然の共生から未来の美を生み出すメルヴィータの信念

横山正美
横山正美
2020-11-01

美しくなることは、地球に優しいことーこれからの時代に必要なのはそんなポリシーだ。日々目まぐるしく変化する環境や世界情勢の中で、ビューティーに対するこれまでの価値観が大きく揺さぶられている現在。独自の美を創造することにいち早く乗り出した先駆者たちに聞く、ビューティービジネスと環境への取り組みとは。

1977年、手つかずの自然環境が残るフランス南東部アルデーシュの田園地帯に移り住んだ生物学者のベルナー・シュビリア博士は、そこに農場を構え、養蜂業を開始した。そして1983年にメルヴィータを設立した彼は、ミツバチの恵みを配合した初の製品“ヘキサゴナル(六角形)ソープ”を作り上げると、オーガニック先進国のヨーロッパ全土で瞬く間に大ヒットに。

「生物学者の観点から、植物はヒトの肌と相性が良いこと、そして自然には、愛を持って接すれば、人の想いに応えてくれるさまざまな顔(=多様性)があることを知っていました。メルヴィータが一つの製品を作るため、世界中から1000種類にものぼる植物を厳選し、ほぼすべての製品にオーガニック認証を取得しているのは、優れた品質の保証であり、地球への尊敬の念の表れなのです」。

ラテン語で、"MEL"は「花の蜜」、 "VITA" は「生命」を意味し、ブランドエンブレムにミツバチのモチーフを冠したメルヴィータ。その製品は、創業当初から世界中の美と健康に敏感な男性&女性に愛され、ここ日本でも根強い人気を誇っている。そこで今回は、シュビリア博士の30年に渡る自然とビューティーとの取り組みを、メルヴィータ ブランド・ゼネラルマネージャーの櫻間史子さんに伺った。

自然との共生を大切にするブランド哲学

ーー昨今は地球にも肌にも安全で優しいことを謳ったクリーンビューティーが続々登場し、もともとナチュラル派だったメルヴィータもその一部と見られる事が多いかと思います。ブランドを設立した当初から化粧品を通じて訴えたかったこととは何でしょうか?

メルヴィータが誕生した1980年代前半は、環境意識が高まりつつあったものの、今のような法的な規制や人々の意識はまだ整っていない状況でした。メルヴィータを創業したベルナー・シュビリアは、オーガニックコスメのパイオニアであり、メルヴィータはフランスの国際有機認定機関“エコサート”認証された最初のコスメブランドのひとつでもありますから、化粧品づくりにおいて、人と自然の共生を重視することは当然のことだと考えています。その上で、化粧品としての効果や心地よさ、そして使いやすさを叶えた化粧品を作ることが、メルヴィータが考えるビューティーブランドとしての在り方だと考えています。

ーー化粧品と環境という視点からどのような取り組みをしていますか?また、その取り組みを始めようと思ったきっかけは何でしょうか?

メルヴィータはミツバチをブランドのモチーフとして採用しています。これは、自然の恩恵を受けながら生態系を繋ぐ役目を担い、自然界になくてはならないミツバチのようでありたいという哲学の表れでもあるのです。

一方でミツバチは環境指標生物とも言われ、きれいな環境でしか生きることができないことから、現在世界中でその姿が減少または消滅しつつあります。私たちはこの事態を非常に残念で危惧すべき問題だと捉えています。

メルヴィータ
生物学者、養蜂家、そしてメルヴィータの創業者でもあるベルナー・シュビリア博士。
メルヴィータ
生物多様性の保護活動として、ブランドが取り組む養蜂。

そのための取り組みの一環として、メルヴィータはモロッコのアルガンの森や、工場のあるアルデーシュなどのオーガニック環境での養蜂の支援活動を行っており、ここで製品化されたハチミツは、日本のメルヴィータの店舗でも販売されています。ミツバチを増やして自然環境を保護することは、生物多様性を尊重することであり、ひいては持続可能な未来へとつながるとメルヴィータは確信しています。

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