美しいビーチは家から始まる|Sustainable Coastlines Hawaiiの取り組み

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美しいビーチは家から始まる|Sustainable Coastlines Hawaiiの取り組み

寺岡早織
寺岡早織
2020-09-03

美しい自然とフレンドリーなロコの住むハワイはいつ訪れても癒されますが、普段観光客が目にすることのない場所では深刻な環境問題にさらされていることを知っていますか?ハワイのロコによって立ち上げられたSustainable Coastlines Hawaiiはビーチクリーンを通して美しいハワイを護る活動を続けています。

美しいハワイが抱える深刻なゴミ問題

どこまでも続く青い海と白い砂浜の広がるハワイの美しいビーチ。そのハワイが深刻なゴミ問題を抱えていると聞いた時はにわかに信じられませんでした。オアフ島ノースショアの立ち入り禁止区域を含め、離島のビーチにも世界中からゴミが漂流してくるそうです。その驚くべき光景には思わず目を覆いたくなるほどです。

Sustainable Coastline Hawaii
離島のノースショアのビーチの様子。世界中からゴミが集まってきます

これらのゴミは海流に乗って運ばれてきました。このように流れ着くゴミというのはたったの10%ほど。残りの90%のゴミは海に沈んでいると言われています。2050年には魚の量よりプラスチックゴミの方が多くなるという試算もあるほどの深刻な状況です。

それらのゴミは紛れもなく人間が出したもの。私たちは「便利」「手軽」と言った経済活動を優先にしたばかりに、短いスパンで使い捨てをするライフスタイルが加速されて行きました。作って捨てる、作って捨てる…の繰り返し。

有限の資源である石油からできるプラスチック。何万年もかけて大地で作られた石油は本来ならもっと大切に使われるべき資源のはずです。ところがその貴重な石油から作られたプラスチックが、ものの数分で使い捨てされるような生活によってこの大量のゴミ問題が生まれています。

ホノルルのビーチは観光客が捨てていくゴミが目立ちます。ホノルルは海に入る前にゴミを食い止められる貴重な場所とも言えます。そこで食い止めなければ海に出てしまい、ゴミが還流に乗って何年も漂って、マイクロプラスチックになってまたハワイにたどり着く。驚くことに捨てられた漁業の網なども流れてくるそうです。そしてゴミの中には様々な国の言語が書かれてるものがあります。日本語、スペイン後、ロシア語など、世界各国の言葉が書かれた大量のプラゴミが来る日も来る日もハワイに流れ着いてきます。

Sustainable Coastlines Hawaii
北太平洋ゴミベルトから船で回収してきた魚網。写真に写っているのはごく一部なのだとか

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