ヨガで爆睡…自分の「いびき」にハッとする人へ3つのアドバイス
寝落ちしても「いびき」だけはかきたくない時は?
シャヴァーサナで眠ってしまう、それもいびきをかきながら。
本当に疲れているときであれば、もう寝てしまいましょう。目を閉じてジッとする時間というのは、睡眠前のごくわずかな時間しかないのが一般的。だから「シャヴァーサナ」は、実はとても贅沢な時間だと捉えることもできます。
それに、シャヴァーサナの最中に考えていること、感じていることは皆ほぼ同じです。寝息が聞こえてきても、「そうだよね、わかる」くらいにしか思われていません。
いびきをかいてしまうかもしれないと心配な人は、仰向けの姿勢から横向きになってみて。舌の付け根が落ち込みにくくなり、いびきをかきにくくなるでしょう。
「リラックス」を意識しすぎて、逆に力んでしまう時は?
「全身の力を抜いて、深いリラクゼーションを感じたい!それなのに、つい体に力が入ってしまう……。」頑張り屋さんは、安らぐアーサナでさえ「頑張って」安らごうとしてしまいがち。
もし、シャヴァーサナの最中にリラックスできていないと感じたら、ゆっくりとお腹を動かす“腹式呼吸”を行ってみてください。吐く息を丁寧におこなうと、副交感神経が優位になってリラックス効果を得やすくなるでしょう。
腹式呼吸の感覚がつかみにくい人は、手をお腹の上に置いて呼吸をしてみてください。
落ち着かない・居心地が悪い時は?
「何となく居心地が悪い」そう感じる原因のひとつには、体の力みや緊張が残っていることが考えられます。
シャバーサナの姿勢は、脇の下に卵ひとつ分のスペースを作って腕を広げ、脚は腰幅よりも広くして全身の力を抜くのが基本。腰が反ったり、力みが残ったりしているようなら体を左右に軽く揺すってみてください。スーッと力が抜けていくのを意識しながら、自然と動きを小さくし、止めてみましょう。意外と多いのが手のひらを下向きにしている人たち。肩の力が抜けにくくなるので、手のひらは上に向けておいて。室内の明るさが気になるようなら、顔の上にタオルを乗せるのもOK。
レッスンの最後を有意義に過ごして
5~10分、「シャヴァーサナ」で過ごす時間はたっぷりと確保されています。ジッとして過ごすには長く感じ、それゆえにいろいろなことが気になりだしてしまう人もいるかもしれませんが、その日のレッスンの締めくくりです。心身をリラックスさせ、よい時間を過ごしてくださいね。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
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