ゲップは過食を防ぐ重要なサイン?異常なゲップを招く原因は
どんなに体にいい食事でも、食べ過ぎてしまっては逆効果。逆に少なすぎて、食後すぐに間食してしまうのも良くありません。誰にでも、その人にとって適切な食事の量と言うものがあります。何千人もの健康を取り戻し、依存症や摂食障害、自律神経失調症をはじめとする数々の問題を克服するのを支えてきたマイラ・リューイン氏が教える、「適切な食事の量を知るためのサイン」とは?
あなたは適切な量を食べていますか?
一度の食事で、どれくらいの量を食べるべきでしょうか? 食べた後に、お腹が膨れて苦しく感じる場合、または食べて1時間後に間食していることに気づいた場合は、身体にとって適切な量の食物を食べてない可能性があります。あなたの身体にとって最適な食事量を食べる簡単な方法はゲップが出たら食べるのをやめること。アーユルヴェーダではそう考えられています。
最初のゲップは、過食を防ぐサイン
食事中に最初のゲップが出たら、それは食べるのを止める合図。身体が“これがちょうど今、身体が消化できるすべての量です”というメッセージを与えているのです。
しかし、最初のゲップは小さい上に下品であると教えられているため、多くの人がゲップに気付かなかったり、抑制し、胃がいっぱいになった後も食べ続けます。
ゲップは、胃から空気を排出するシンプルな構造です。食べ始めた後にでるゲップは、滅多に不快な音や匂いがするものではありません(そうである場合は、おそらく発酵、消化不良、もしくは食事と一緒に炭酸飲料を飲んだりした結果です。)
ゲップは身体の自然な機能で、恥ずかしいことではありません。もちろん大きな不快な音を出す必要もありません。残念ながら私たちの多くは、ゲップをするのは下品なことであると教育されており、その生理現象を我慢することを学んできました。アーユルヴェーダでは、食事の際の最初のゲップは、私たちが過食をするのを防ぐより健康につながる機能です。
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