これからヨガを始める人へ|知っておきたい8つの流派とは
8つの流派の特徴
これからヨガを始めるなら、最初はゆったりと動くクラスから始め、徐々に難易度の高いポーズを積み重ねていく方がいいだろう。練習の土台をしっかりと築きながら正しいアライメントを身につけ、動きに合わせて行う呼吸の大切さを理解しよう。
リストラティブヨガ
ゆったりとした動きでストレッチをしながら深い呼吸を行う練習。基本的にはブロックやボルスター、ブランケット、アイピローなどの数種類の補助具を用いる。これは身体が深くリラックスできるように最高に快適な状態を作り出すためだ。筋肉痛の時に普段の練習に取り入れるとよいだろう。
シャクティ・フロー
女性向けに作られた練習だが、女性限定ではない! 腰を振る素早いダンスのような動きによって人間本来の持つ根源的な動きを呼び起こす。初めて見ると驚くかもしれないが、考えるのをやめ、動きにゆだねて楽しむのが一番だ。
パワーヨガ
ハードな動きで運動量が多く、かなり発汗もするスタイルのヨガ。集中力やパフォーマンスの向上、今まで使っていない小さな筋肉群の活性化を目指すアスリートにとっても最適な練習となる。
スカルプトヨガ
減量のためのヨガ。始めのウォームアップで伝統的なヨガを行い、徐々に運動強度を高めていく。音楽に合わせてウェイトトレーニング、筋力トレーニング、瞬発力を鍛えるプライオメトリクスの各要素を盛り込んだ練習を行う。
アクロヨガ
ヨガとアクロバットとタイマッサージを融合させたスタイル。二人一組で行い、バランスや筋力、信頼関係、コミュニケーション、重力への抵抗が試される! 空中でのポーズを行う前に基礎練習をしっかり行うと良いだろう。
ヴィンヤサフロー
ヴィンヤサとは「特別な方法で配置する」という意味。呼吸と動きを合わせることに特に意識をおきながら、ポーズからポーズへと滑らかに流れるように動いていく。
ビクラムヨガ
26の決まったポーズを同じ順番で90分間練習するスタイル。温度と湿度が非常に高い(温度40度、湿度40%)部屋で行うので覚悟しよう。たっぷりと汗をかきたい人には最適のクラスだ。
陰ヨガ
靭帯や関節など身体の深部に働きかけていく練習。じっくりと辛抱強く、様々な姿勢を2分から10分保持する。
ライター/アラナ・ミシェル
カハラ在住のアラナは、陸、海(サップヨガ)、空(エアリアル/アクロヨガ)でヨガを教えている。2006年にコロラド州ボルダーで200時間認定トレーニングを修了し、意識を内側に向けるための安全で慈悲に満ちたスペースづくりを目指している。クラスは挑戦と笑いと安らぎに満ちている。プライベート、セミプライベート、グループ、イベント、リトリートでのレッスンが可能だ。
ヨガハワイマガジン版/「Yoga & the Beginner」
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