初心者のためのチャクラ入門
エネルギーセンターの基本を理解して、人生に自信と創造性と喜びを感じよう。
エネルギーが集まる7つの場所「チャクラ」
ヨガスタジオに入っていく時に、靴と一緒に自分が抱えている問題を脱ぎされないとしたら最悪だ。ヨガを始める時に、心配事で頭がいっぱいになっていたり、人間関係の問題で行き詰っていたり、エネルギー不足に陥っていることがよくある。しかし、よく調整されたレッスンを受けると、気持ちが明るく軽くなり、リフレッシュできる。ストレスを解消する程よい運動のおかげだろうか。もちろんそれもある。しかし古代のヨギと、現代のヨガ指導者たちは、ヨガのポーズと呼吸法が、滞っているプラーナ(生命力)の流れを神秘体の中で独特な方法で動かすためだと考えている。
ヨガの伝統によれば、神秘体とは私たちの中に存在する見たり触ったりできない部分で、そこにはエネルギーが流れているという。このため、エネルギー体とも呼ばれている。神秘体にはエネルギーの渦だと考えられている7つの重要な場所がある。そこがチャクラと呼ばれている。チャクラでエネルギーが滞ると、体と心と感情のバランスが崩れて、不安や倦怠感、消化不良などの症状になって現れる。よく調整されたアーサナの練習を行えば、エネルギーの滞りが解消され、バランスを欠いたチャクラが刺激されて、体内に素晴らしい変化がもたらされる。ヨガはこの変化をもたらすことで知られている。指導を少し受ければ、チャクラを効果的に利用して、エネルギーを望む方向に動かすことができるようになる。
チャクラとはセルフケアの設計図であり、ヨガはその設計図を現実にする建築家だと考えるところから始めよう。チャクラを最も直接的に使うには、それぞれのチャクラが自然界の元素とどのように結びついているのか理解するのがいい。イシュタヨガを確立したアラン・フィンガーが説明しているように、第1〜第5チャクラはそれぞれ、4つの元素(地、水、火、風)と宇宙に結びついている。第6チャクラと第7チャクラは、地上の領域を超えて私たちとつながっていると考えられており、光と宇宙のエネルギーと結びついている。
各チャクラと結びついた元素について理解すると、その元素が体の中でどう感じられるか意識を向けられるようになる。このような象徴的な言葉で自分の体を理解することは、このページで詳しく紹介している練習を行うことによって新たな貯蔵エネルギーを利用する時に役に立つ。たとえば、根のチャクラ(第1チャクラ)は地と結びついている。このチャクラのバランスが取れていると、力強さを感じ、しっかりと地に足がついているように感じる。一方、このチャクラがバランスを欠いていると、根がないように感じられて不安定になる。また、骨盤のチャクラ(第2チャクラ)は水と結びついている。ここのバランスが取れていると、自分が滑らかに流れるように感じ、創造力が流れているのが感じられる。反対にバランスが取れていないと、水を十分に与えられていない植物のように、自分が硬く乾いていて、感情的にもろいと感じるだろう。
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