タイのリゾートでヨガ三昧♡4つ星ホテルで楽しむ4日間のイベントレポート
タイの国民性による他の国のヨガフェスとの違い
海外のヨガイベントに参加していると、講師と参加者を通してカルチャーや思想の違いなどが垣間見えて、とてもいい勉強にもなります。例えばタイの場合、伝統的なヨガより新しいタイプのヨガが好まれ、哲学や座学など体を動かさないレッスンがないのが特徴。またヨガ以外にも、ダンスアクティビティが人気なのも印象的でした。
タイの国民性を一言でいうと、「謙虚」。どこへ訪れても、誰もがニコッと笑顔で合掌して「サワディカー」と挨拶してくれます。実は、タイでは幼い内から謙虚さを身に着ける教育が施されていて、例えば正月など特別な日は、子供が感謝の気持ちを込めて母親の足を洗ってあげるんだとか。
そんなことを考えていたら、ふと「タイのヨガイベントにヨガ哲学がなかったのは、既に感謝の気持ちや謙虚な姿勢が当たり前だから、あえて学ぶ必要がないのかも。」なんてことを思ったりしました。知らなかった国の一面を知っていくことで、より身近に感じられるような気がします。
ヨガフェスには色んな楽しみ方があります。海外のヨガイベントは少しハードル高いかもしれませんが、勇気を出して参加してみませんか?ヨガを通して感じる国民性や文化など、ただの観光では得られない経験が得られるはず。そして違いに対してオープンな気持ちでいることは、新しい気づきをもたらすことでしょう。
ライター/パク・ヒキ
福岡YOGABREEZEディレクター。NY発ジヴァムクティヨガのアドバンスティーチャー、瞑想指導者、E-RYT500。2008年師匠のジヴァムクティヨガの創始者、シャロン・ギャノンとデイビッドライフ氏に出会いヨガとは「する」ものではなく、マットの上と外の両方で自分と内面と外面、自分自身と周りとが「調和する生き方を経験する」事だという事を学ぶ。現在はYOGABREEZEを拠点に、国内外のヨガカンファレンスやイベントでヨガ講師として活躍している。 Instagram: heeki park
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