夏冷えを予防!暑い時期の食べ方とセルフケア【女性のためのヨガ知識】

 夏冷えを予防!暑い時期の食べ方とセルフケア【女性のためのヨガ知識】
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仁平美香
仁平美香
2019-07-30

薄着の季節、ダイエットに興味関心が高まる時期ですが、夏場は体力も消化力も落ちるので食べないなどの無理なダイエットをしたり、冷たいものばかり食べていると知らず知らず代謝が落ちることも。夏冷えを予防して無理なく身体作りをしていきましょう。

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身体作りのキホンを学べばメリットがたくさん

梅雨も明けて薄着の季節、スタイルやダイエットが気になりはじめる頃ではないでしょうか? 実はわたしも社会人になりたての20代前半に環境の変化のストレスに対応できず、PMS症状(生理前症候群)の暴走で食べ過ぎて体重が増えてしまったことがあり、いろんなダイエットを試しては挫折したことのあるひとり。

ヨガをはじめて身体とこころのコントロールの方法がわかってきてからは、旅行などでいつもよりもたくさん食べる機会があると少しは増えたりもしますが、数日で自然と自分にちょうどよい体重に戻せるように。ここ数年は必要な分だけ食べて、身体を動かしながら調整することで、太りすぎたり痩せすぎたりすることはなくなりました。 今日は、この時期の女性のための身体作りについてお話していきます。

暑い時期に気をつけたい食べ方

暑い時期にまず気をつけたいのは、カラダの冷え。外気が暑いので冷えていることに気づきにくいですが、足先など末端だけでなく、おなかやおしりをさわるとひんやりという女性は結構多いです。おなかまで冷たい方は生理痛などの不調が出やすくなります。

冷たいもののとりすぎに注意

冷房やファッションなども原因のひとつですが、まずは冷たいもののとりすぎにも注意しましょう。夏場は消化力が落ちるため、食欲が落ちますが、そうすると冷たい麺類やアイスなど冷たい食品ばかりになってしまいがちです。夏野菜などはカラダの余分な熱をとってくれるので夏の時期にはおすすめですが、生のサラダの後に冷たい麺、デザートはアイスでは体が冷えすぎてしまいます。火を通したお料理は消化もしやすいので胃腸が疲れているときはさっとゆがいたものなどが◎ 

夕食は早めに済ませるように

また夏場は日が長くなるので、ついつい遅くまで食べてしまいがちですが、寝る際に未消化物が残っていると消化力の落ちている胃腸に負担がかかるので、ますます消化力が落ち、代謝が下がってしまいますので食べる時間も気をつけたいところです。私も会食などのときは守れないこともありますが、できるだけ自分で食べる時間を決められる時は消化してから眠れるよう、夕食を早めに済ませるように日々気をつけています。

胃腸などの内臓の機能が落ちたり、かたまると自律神経にも影響をおよぼしてしまうので、ホルモンバランスの乱れなども起こり、結果肌荒れやドカ食いなどにつながるのでダイエットしたい人もきれいになりたい人も食べる時間や冷たいもののとりすぎには注意していきましょう。

暑い時期におすすめのセルフケア

夏になると薄着になり、ダイエットをはじめたくなる時期ですが、食べないなど無理なダイエットはリバウンドもしやすく、体力や筋力も低下してしまいます。夏場は消化力だけでなくもともと体力も落ちてくる時期。暑さや湿気から普段運動をする習慣のない人はますます動くのが億劫になりがちです。

動かないと血流が悪くなり、一番末端の肌のハリがなくなるとともに、身体に必要な筋力も保てないので、食事のお話のときにも出てきた夏の冷えにつながってしまいます。夏場は入浴もシャワーで済ませがちなので、冷えを感じている人は短い時間でも湯船につかるようにしましょう。

夏の身体作りは暑さがやる気を半減させるのでまだ涼しい朝と寝る前がおすすめです。肩関節、股関節などを大きく動かし、胸を開くポーズなどもとりいれると、だるさがとりやすいです。

動画でみる「胸を開くポーズ」


朝、身体を動かすことで、寝ている間の姿勢でこわばってしまった箇所の調整になりますので、起きたらほんの少しでもいいのではじめてみましょう。特に小さいお子さんと川の字で寝ている女性はお子さんに気遣って寝がえりが少なくなることもあります。そのため、朝のケアは身体にこわばりを残さないためにもとても大切です。

軽く汗ばむ程度のヨガなどの運動がおすすめです。運動習慣のない人はまずは5分を続けるという目標でOKです。慣れてきたら10分、30分など少しずつ増やして行きましょう。寝る前はしっかり運動をすると身体が覚醒してしまうので、セルフマッサージやごくゆるい調整のためのポーズのみが〇 寝苦しい夏は良質な睡眠のためにも気を付けておきたいところです。

背骨の襟があたるあたりや、おへその指2本下のあたりに冷えを解消するツボがあるので指で軽くマッサージしたりあたためるのもおすすめのセルフケアです。朝晩、短い時間でもご自身をケアする時間をとって、暑い時期も夏冷えなどに負けずに快適に過ごしましょう。

ライター/仁平美香
月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクールティーチャー、セラピスト、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。

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