東京ヤクルト販売が社内にヨガスタジオを新設、取締役自ら社員にヨガ指導!その狙いとは?
今年6月、社内にヨガスタジオを新設した東京ヤクルト販売。取締役自らが、社員にヨガ指導を行なっているという情報をキャッチし、さっそく取材へ。実際にヨガスタジオを拝見すると、一般のヨガスタジオと変わらない、充実した設備が備えられていました。そこで、社内にヨガスタジオを作るに至った経緯や、社員を対象としたヨガレッスンの目的などを、ヨガ指導にあたっている取締役の清水祐一さんにうかがいました。
「健康と美しさの喜び」を実感する機会をヨガを通して提供
――ヨガスタジオを社内に新設された目的を教えてください。
当社には「地域の皆さまに真心と感謝を込めて、健康と美しさの喜びをお届けします」という経営理念があります。「健康と美しさの喜び」をお届けするには、まず社員が、その喜びを実感し、元気な姿、素敵な笑顔で、お客様の前に立つ必要があります。そうすることで、我々の理念をお客様にしっかりとお伝えすることができると思うのです。また、ヤクルトグループは創業から80年以上の歴史を通して、予防医療や未病ともいわれる「病気にならない体づくり」を目指し、商品をお届けしてきました。ヨガもまた、発祥から2000年ともいわれる長い歴史の中で、心身の健康のための修練として、現代に受け継がれています。ヤクルトグループとヨガには、存在意義に共通するものがあると強く感じ、1年ほど前から社内でヨガレッスンをスタートしました。
当初のレッスンは「体験ヨガ」のようなスタイルで会議室を利用し、数人で行っていました。回数を重ねるごとに、だんだんと参加人数が増え、社員の福利厚生の一貫として環境を整えたいと思い、ヨガスタジオを新設したのです。社内にヨガスタジオを作るにあたって重視したことは、通常のヨガスタジオと遜色のない仕様することでした。30人が入るスペースを確保し、ヨガ中の姿勢をチェックできるようにスタジオの壁の一面に鏡を設置。レッスン中は音楽も大事な要素なので、音響設備も整えました。スタジオの外にはロッカールームも用意しました。もちろん、ヨガマットやブロック、ボルスター、ベルトなどヨガに必要な備品も揃えており、ヨガを通して「健康と美しさの喜び」を、しっかりと実感してもらえるようにしました。
清水祐一さん
東京ヤクルト販売会社 取締役常務執行役員。4年前にヨガと出会い、マインドバランスとボディバランスの調整を両立するヨガに魅力を感じ、RYT200取得。リストラクティブヨガ、陰ヨガ、乳ガンヨガ、フィジカルトレーニング指導者の資格も持つ。自らの練習は、アシュタンガヨガなどパワー系ヨガを実践している。
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