循環&柔軟性を高めるストレッチ|4大部位をほぐしてケガ予防&アーサナを深めよう
体と心を整えるためのヨガでケガをしてしまっては本末転倒。まずは体を整えて、ケガをしにくい体を作りましょう。循環や柔軟性に欠かせない4大部位とほぐすワークをご紹介!教えてくれるのは、人気ヨガ講師の柳本和也先生です。
滞りやすい4箇所を定期的にメンテナンスしよう
関節が固まり、血流やリンパの流れが滞りやすい足の末端、鼠蹊部、肩関節、肩甲骨。この4箇所をこまめにほぐせばアーサナがみるみる深まり、安全性もUPします。
1.足の末端
つま先や足裏の感覚が鈍いと全身が安定せず、効果的に体を使えません。まずは末端から刺激しましょう。
指先を刺激して全身を活性化
戦士のポーズⅠから上体を前傾。後ろ足を壁につけて指先を刺激。かかとから頭頂、手先まで一直線に伸ばそう。各10回
2.鼠蹊部(そけいぶ)
血管やリンパ節が通りバネの役目も果たす鼠蹊部をほぐし、循環と体の機能を調整。
股関節を開いて循環をスムーズに
尾骨から頭頂をまっすぐにして両脚を開き、膝の下に足首をおく。限界まで腰を落とし、その位置から1cm浮かせてキープ。10回
3.肩関節
肩は長時間のPC・スマホ作業で固まり、内側に閉じやすい部位。多方向に動かしながら柔軟性をUP。
①腕を前後左右に回して可動域UP
背筋を伸ばして、右手は前方、左手の甲を肩甲骨の下に当てる。
②右手を下ろし、左手を開き指先を天井へ。
③体は正面のまま、左腕を右斜め上へ伸ばす。
4.肩甲骨
日常で使うことの少ない肩甲骨も、全身の巡りを司る重要部位。意識的に動かすと全身ウォームアップ!
①両手を前へ伸ばし、頭頂から吊られる意識で。
②腕の前後運動で背面の滞りを流す
腕を前後にスライドさせ、肩甲骨を寄せる/開く動きで凝りをほぐす。体軸は動かさず、腕と肩甲骨だけを前後に動かす。10回
教えてくれたのは...柳本和也先生
バリでヨガに出会い、ヨガの道へ。アシュタンガヨガの権威であるケン・ハラクマ氏に師事。ヨガ指導の他、ワークショップやイベントにも参加。国内外でリトリートも開催し、圧倒的な支持を得ている。
モデルを務めてくれたのは...伊藤ニーナさん
女性誌『GINGER』スターオーディション・モデル部門でグランプリを受賞し、レギュラーモデルに。数々のイベントに出演する傍ら、最近では乗馬検定5級を取得するなど運動神経の良さを生かし、幅広く活躍中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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