「冷房で体が冷えきった」日の夜に。胃腸を温めて自律神経を整えるお助け食材3選|管理栄養士が解説

「冷房で体が冷えきった」日の夜に。胃腸を温めて自律神経を整えるお助け食材3選|管理栄養士が解説
photoAC

9月に入っても残暑が続き、まだまだ冷たい飲み物や食べ物が手放せない日も多いのではないでしょうか。一方で、夏の間に冷たいものを摂り続けたり、冷房の効いた室内で過ごしたりすると、知らず知らずのうちに体や胃腸に負担がかかることも。夏の終わりに胃もたれや食欲不振、倦怠感などを感じたら、温かい食材や料理を取り入れてみるのもおすすめです。今回は、夏の疲れが気になる時期に取り入れたい、体を温める食材とおすすめの食べ方をご紹介します。

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

体を温める食材3選

生姜

辛味成分の「ジンゲロン」「ショウガオール」に体を温める効果が期待できます。特に生姜は腹部を中心に血行を促進させる作用があり、生で食べるよりも加熱をした方がじんわりと体を温めてくれます。
さらに生姜は胃液の分泌を促進するため食欲不振の場合にも効果的です。ただし、摂りすぎると腹部の不快感や下痢になる恐れがあるため気をつけましょう。

生姜
Adobe Stock

 鶏肉

鶏肉は東洋医学の観点から体を温める食材として位置付けられています。そして胃の働きを助け、胃腸を温めると考えられています。
また、鶏肉に多く含まれるたんぱく質は食事誘発性熱産生という栄養素を代謝する際に発生する熱量が糖質や脂質に比べて高いため、効率よく体を温めてくれます。

鶏肉
Adobe Stock

 玉ねぎ

玉ねぎの辛味成分である「硫化アリル」が血行を良くして体を温める効果が期待できます。また、玉ねぎには「フラクトオリゴ糖」が含まれているため腸内環境を整えるのにも役立ちます。
腸は第二の脳と言われる程、脳と関係が深いため腸を整えることが自律神経を整えることにも繋がります。

玉ねぎ
 Adobe Stock

食べ方を工夫して体を温める

体を内側から温めるためには、生食よりも加熱して食べるのが良いでしょう。
例えば蒸し料理やスープ、煮物にすると簡単かつ美味しく食べることができます。特にスープにすることで汁に溶け出た栄養も丸ごと食べることができるのでおすすめです。

上記の食材を使用したこのようなスープはいかがでしょうか?

★鶏肉と具だくさん温活スープ

鶏肉と具だくさん温活スープ
photo by Chiharu

《材料(作りやすい分量)》

鶏肉     1枚
玉ねぎ    1/2個
生姜     1片
お好みの野菜(今回はキャベツ、にんじん、きのこ) 各適量
水      800ml
鶏がらスープ 小さじ2
塩麹     大さじ1と1/2

《作り方》

①鶏肉は一口大に切る。玉ねぎは薄切りにし、生姜はすりおろす。その他のお好みの野菜を食べやすい大きさに切る。

②鍋に水と生姜、鶏がらスープを入れて沸騰させ、鶏肉と野菜を入れて火が通るまで煮る。

③火が通ったら塩麹を入れてできあがり。

  《アレンジポイント》
・生姜の辛味がお好きな方は上記の分量よりも増量すると良いでしょう。
・お好みでにんにくを入れても◎。にんにくも体を温める作用があります。

夏の終わりの「冷え」をケアするために

体の内側から温めることを意識し、常温もしくは温かい飲み物を摂るようにしましょう。特にアイスなどの冷たい物を食べた後は温かい飲み物を摂るようにすると良いでしょう。
また、冷房の効いた室内では、外側から冷えを防ぐ工夫も大切。膝掛けやレッグウォーマーで足元を冷やさないようにしたり、腹巻でお腹を冷やさないようにしたりと体を冷やさないような工夫をするのも良いでしょう。

 

【参考文献】
・生姜抽出物の経口摂取が冷え性の人のエネルギー消費等に及ぼす効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/45/4/45_4_236/_pdf
・日本食品標準成分表の食品群と中医営養学の食性との関連性
https://doi.org/10.4327/jsnfs.65.155
・増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖 監修:喩静/植木もも子

Google Newsでヨガジャーナルの記事が見つけやすくなります

Googleに登録する
広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

生姜
鶏肉
玉ねぎ
鶏肉と具だくさん温活スープ