"冷房バテ"に注意!内臓を冷やさない食べ方のコツと夏バテ防止スープ|管理栄養士が考案

"冷房バテ"に注意!内臓を冷やさない食べ方のコツと夏バテ防止スープ|管理栄養士が考案
photo by Watari Mirei
亘美玲
亘美玲
2025-08-17

夏の暑さをしのぐために欠かせない冷房。しかし、涼しい室内に長時間いると「冷房バテ」になりやすく、体のだるさや食欲不振、胃腸の不調を感じることもあります。今回は暑さ対策をしながら元気に夏を乗り切るための、内臓を冷やさない食べ方のコツをご紹介いたします。

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内臓を冷やさないための対策

冷たい食べ物・飲み物を控える:氷入りの飲み物やアイスは胃腸を冷やし、消化機能を低下させるため避けましょう。冷房が効いている室内では、常温か温かい飲み物を選び、冷房による内臓冷えの負担を減らすことが大切です。

温かい汁物をプラスする:味噌汁や野菜スープなど、体を温めるショウガやニンニク、発酵調味料(味噌、塩麹)を使った温かいスープを食事に取り入れると、内臓の冷えを防げます。

よく噛んで食べる:咀嚼による体温上昇と消化の促進で、内臓の負担が減ります。

色の濃い緑黄色野菜を積極的に摂る:抗酸化成分が豊富で代謝を助け、冷えに対抗する体を作ります。

これらのポイントを一日の中でひとつでも実践することで、冷房が効いた環境でも内臓を冷やさず、夏バテ防止に繋がります。

レシピ:

【超簡単・夏バテ防止モロヘイヤスープ】

<材料(2人分)>

材料
photo by Watari Mirei

水 400ml

顆粒和風だし 小さじ1

モロヘイヤ 1/2束(葉をざく切り、茎は細かく刻む)

すりおろしショウガ 小さじ1

醤油 小さじ1

<作り方>

モロヘイヤを刻む。(葉をざく切り、茎は細かく刻む)

モロヘイヤ刻み
photo by Watari Mirei

鍋に水と顆粒だしを入れて中火にかける。沸騰したら、刻んだモロヘイヤ(茎→葉の順)とショウガを加え、1〜2分ほどさっと煮る。

茹でる
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生姜投入
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火を止めて醤油で味を調え、器に盛って完成。

醤油投入
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<ポイント>

モロヘイヤは加熱しすぎず、さっと煮ることでぬめりと栄養をしっかり味わえます。しょうがのアクセントとモロヘイヤのとろみが、やさしく体を温め夏バテ対策にもぴったりです。調味料は和風だしと醤油のみの簡単味付けで、素材の味を楽しめます。朝食や帰宅後など、手軽に用意できる温かい一杯で、内臓の冷えや「冷房バテ」を防ぎましょう。

まとめ:

今回ご紹介した食べ方の工夫と温かいモロヘイヤスープを取り入れて、内臓冷えを防ぎながら快適な夏をお過ごしください。

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モロヘイヤ刻み
茹でる
生姜投入
醤油投入