股関節ストレッチが効かない人へ。プロトレーナーが実践!足指のアプローチで詰まり感が消える身体操作「足指の間ほぐし」

股関節ストレッチが効かない人へ。プロトレーナーが実践!足指のアプローチで詰まり感が消える身体操作「足指の間ほぐし」
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ストレッチを続けているけど、股関節が詰まった感じが抜けない。そんな悩みを抱えていませんか。今回はストレッチを頑張る前にやっておきたい、股関節の柔軟性を上がりやすくするトレーニングを紹介。プロ選手に指導しているノウハウを一般の人でも実践できる形で発信している、理学療法士の中野崇先生がレクチャーします。

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そもそも股関節の動きが悪くなる原因は?

股関節のおもな役割は二つあり、一つは身体を支えること。もう一つは脚の自由な動きを確保することですが、優先順位は体を支えるほうが圧倒的に高いといえます。しかし股間節は自由度が高い分、支えるには不向きで、まわりにあるたくさんの靭帯や筋肉が支え合って支持性を保っています。

では、股関節の柔軟性が低下する原因は何かというと、かみ合わせのずれが関係しています。股関節の柔軟性を高めるためにストレッチをしても、かみ合わせが崩れていると体をきちんと支えられず、股関節まわりの靭帯、筋肉、神経などが圧迫されて緊張し、血流が悪化。血流が落ちるとますます筋肉が硬くなり、ストレッチをしてもなかなか柔らかくならないという残念な結果が生じます。

股関節
AdobeStock

股関節の動きやすさを左右する、足部の安定性を取り戻す

股関節のかみ合わせを調整するには、土台となる足部にアプローチする必要があります。立つときに重心がどちらか一方に偏る、ヒールで指先が圧迫されるなどして、足趾(足の指)がしっかりと動かせないと足首の安定性が崩れ、股関節で帳尻を合わせてバランスを取ろうとします。どれだけ股関節を整えても、足部が崩れたままだと歩けばまたかみ合わせがずれてしまうので、まずは足部から整えましょう。

今回は足の甲をしっかり動かす「足趾間ほぐし」を紹介します。足趾(足の指)の間に両手の親指を差し込み、足の甲に向かって伸びる骨をしっかり動かすのがポイントです。

足指
AdobeStock

足趾間ほぐし

目的と効果:足の甲の柔軟性を高めてアーチの崩れを調整し、足部の安定性を上げる。

〈やり方〉

1.楽な姿勢で座り、右かかとを床につく。親指と人差し指、薬指と小指の間に左右の親指を差し込む。次に手のひらで母指球と小指球をつかむ。

動画より切り抜き
動画より切り抜き

2.かかとを床に固定させたまま、前後交互に動かす。30回繰り返したら立ち上がり、左右の足の安定感の違いを感じて。反対側も同様に。

動画より切り抜き
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動画で動きを見たい方はこちら

 

教えてくれたのは…中野崇さん

中野先生

スポーツトレーナー、フィジカルコーチ。株式会社 JARTA international代表取締役、スポーツトレーナー団体 JARTA代表。多くのプロアスリートおよびチームへの身体操作トレーニングを指導。怪我を防ぎながら高度なパフォーマンスを実現するためのメソッド、脱力スキル/脱力トレーニングを考案。YouTubeをはじめとするSNSでは、プロ選手たちがパフォーマンスを高めるために使ってきたノウハウを一般の人向けに実践できる形で紹介・発信。著書に『最強の身体操作 プロが実践する脱力スキルの鍛え方』『最強の回復能力 プロが実践するリカバリースキルの高め方』(かんき出版)などベストセラー多数。

書影
最強の身体操作 プロが実践する連動スキルの磨き方(かんき出版)

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取材・文/北林あい
撮影/長谷川梓

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