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Brrrnを体験:ヨガジャーナルがクールヨガを試してみた
最初は寒く感じたにも関わらず、Brrrnの3つのクラス(各50分)に参加して全部の回で汗を流しました:
FLOW(ヨガにインスパイアされた動作やストレッチのコースを15度の室内で行う)
SLIDE(コア&カーディオ・スライドボードのコースを12度の室内で行う)
HIT(バトルロープエクササイズの集中アドバンスコースを7度の室内で行う)
Brrrnの中で最も温かい温度で行うクラスがFLOWで、ヨガにインスパイアされた動きを行い、体を伸ばし、強化し、整えます。同時に心と体と息を合わせて行きます。各クラスでは伝統的なヴィンヤサポーズ(例えば、下向きの犬のポーズや上向きの犬のポーズ、プランク、戦士のポーズ、ツイスト、ランジ、スクワット、サイドプランクやフォーレントライアングルのような複雑なポーズなど)のシークエンスを取り入れて行きます。
このクラスでは、Brrreath™と呼ばれる呼吸のプラクティスも行います。Brrreath™は、力強い呼吸によって体を温める瞑想方法、ツンモ瞑想法(g-Tummoとも呼ばれる)からインスパイアされたものです。このインド・チベットの密教における伝統的かつ神聖な習慣は、花瓶呼吸(腹式呼吸を行う際にお腹に花瓶があることをイメージし、澄んだ水を注ぐように呼吸を行うこと)やサイキックヒート(深部体温を大幅に上昇させること)としても知られています。息を吸った後、炎を想像しながら、腹部と骨盤の筋肉を収縮させ、花瓶や鍋の形をイメージして下腹部を広げます。皮肉にも、クラスの終わりには室内を温かい温度に設定します。Brrrnでは高音の赤外線パネルを使って、温かく心地よい空間でシャヴァーサナ(亡骸のポーズ)をします。「Brrrnでは高温をデザートとして捉えています。静かに横たわっている間はご褒美の時間なのです」とアダミック氏は述べます。
涼しい環境で練習するのを習慣化し、その変化を楽しみました。涼しい部屋にいるとすがすがしい気持ちになり、呼吸とからだの動きに集中することができました。伝統的なヨガやホットヨガの最中はぼーっとすることもありますが、今回の経験を通じてもっと集中しなければと痛感しました。
50分間常に集中して努力し、呼吸を意識して動きに合わせ、ダイナミックに軸を整え、体内のエネルギーを刺激し、最終的には体を内側から温めることができました。FLOW開始数分後には、長袖をまくり上げるくらいに温かく感じました。「涼しい環境は最初のうち不快感を覚えるかもしれませんが、それでもこの感覚を受け入れ、乗り越え、そして強く成長する機会を与えてくれます。私たちをコンフォートゾーンの外に連れ出し、より生きている実感をもたらしてくれるのです。涼しい環境に身を置くこと以上に素晴らしいことはありません」とマーティン氏は言います。
教えてくれたのは…
クリスタル・フェントンさん。ニューヨーク市に拠点を置くヨガ講師でありライター。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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