ナイトプールで体幹強化？マンハッタンで人気のフローティング・ヨガとは

高層ビルがひしめくマンハッタン。その中心に位置するのがヘルズキッチンだ。華やかな劇場街に隣接するこのエリアで、ひときわおしゃれなジムとして知られるのがTMPL（テンプル）ジム。通りから見えるのは、控えめな入り口だけ。しかし、ひとたび内部に足を踏み入れると、思わず息を飲む。

敷地面積は約232平方メートル。地下深く掘り下げられた縦長の空間では、最新のフィットネス・マシーンでエクササイズに励む会員たちの姿が確認できる。ビジネス街、歓楽街といったエリアだけに、ビジネスマンはもとより、ブロードウェイ・ミュージカルで活躍する俳優たちなども通っているそうだ。

ジムというよりクラブに近い？ 新感覚のフィットネススタジオ

自然光が入らない代わりに、各階はナイトクラブを彷彿とさせる華やかな照明で彩られ、バックミュージックはライブDJによる最新ナンバー。ジム激戦区であるマンハッタンにおいて、月159ドルの会費は決して安いとは言えない。しかし、他とは違う体験やおもしろさを求め、クリエイティブで遊び心のあるニューヨーカーが集まってくるのだという。

施設の最深部まで降りると、目的のプールに到着する。25メートルの塩水プール。ここで「Holy Water」という名で実施されるフロート・フィット（水上エクササイズ）クラスは２種。１つは有酸素運動系で、もう１つはヨガの要素で構成される体幹とバランス重視型。今回体験させてもらったのは、後者のクラスだ。

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