「やる気が出ない」「仕事がはかどらない」は怠けているわけではない|無自覚のストレスを解消する「獅子のポーズ」

「やる気が出ない」「仕事がはかどらない」は怠けているわけではない|無自覚のストレスを解消する「獅子のポーズ」
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津野千枝
津野千枝
2026-04-23

毎日忙しい、意欲が湧かない、気持ちがモヤモヤする……。季節の変わり目の気分の変化や五月病に悩んでいるみなさん、「獅子のポーズ」をやってみませんか?溜め込んだストレスをポーズにのせて、すっきり吐き出していきましょう!

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季節や環境の変化で体がSOSのサインを出していませんか?

この時期は、新年度の環境の変化に適応しようと、無意識に気を張ったまま日々を過ごしがちです。「仕事にいきたくない」「やる気が出ない」「なんとなく体調が整わない」なんて症状を感じている人もいると思います。「五月病」とも言われるこの感覚は、単なるなまけではなく、張り続けた身体が限界を知らせているサイン。自分でも気づいてなかったストレスを吐き出して、早めに乗り越えていくことが大切です。

「獅子のポーズ」の効果

今回提案する「獅子のポーズ」は、古い文献にも出てくる由緒正しいヨガポーズです。舌を大きく出すポーズのため、少し恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、自分の中に潜む野生的な一面を意識して堂々と表現していきましょう。顔の筋肉を動かし、喉の奥まで動かすことで、さまざまな効果を感じられます。

ネコ科動物
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身体の緊張がほぐれる

舌の根元や喉の奥(咽頭)を動かす筋肉は、副交感神経を含む迷走神経や舌咽神経といった脳神経と密接に関わっています。「べー」と舌を思い切り出すことで、これらの神経に物理的に働き変え、リラックススイッチが入ります。

低位舌の解消

日本人の多くは舌が下に落ちている「低位舌(ていいぜつ)」の状態にあります。「べ」の動きは、この落ちた舌を本来あるべき上顎のスポットへ引き上げます。舌の位置が戻ると口が閉じやすくなり、自然と鼻呼吸が習慣になります。風邪を引きやすい人、免疫の低下を感じてる人におすすめです。また、ドライマウスが改善されるため、口臭予防の効果もあります。

フェイスラインが整う

低舌位の舌の重さであごにたるみが起きている場合は、このポーズを続けることでたるみ解消も期待できます。また、顎部・顎下のリンパも促進されるため、むくみの改善にも。ストレスを吐き出すついでにきゅっと引き締まった小顔にもなれます。

獅子のポーズのやり方

ストレスを感じたとき以外にも、朝起きたときや息苦しさ、息の詰まりを感じたときに行うとすっきりします。

1. 安楽座や椅子に座るなど、楽な姿勢をとりましょう。おへその下を薄くするイメージで姿勢を整えます。手指を軽く開き、目を閉じて指先までエネルギーを広げるイメージで息を吸います。

ライオンのポーズ
Photo by Chie Tsuno

2. 視線を眉間に向け、口をできるだけ大きく長く開き、舌を目一杯出しながら、息を強く吐き切ります。息を吐く時に声を出すのもおすすめです。

ライオンのポーズ2
Photo by Chie Tsuno

*顎関節症がある人は、無理に大きく口を開けないようにしましょう
*風邪や扁桃炎などで喉に違和感がある場合は、治ってから行いましょう
*高血圧の人は無理に視線を固定せず、視線は自然に正面を向いて行うか、無理に行わず控えてください。
*3~5回を目安に繰り返しましょう。

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