【更年期の疲労感】「だるい」「やる気が出ない」でお困りの人のための全身リセットストレッチ
「体が重い」「やる気が出ない」。更年期の女性にとって、理由のはっきりしないだるさは日常に大きな影響を与えます。仕事や家事をこなすだけでも精一杯で、自分の時間を楽しむ余裕がなくなってしまうことも少なくありません。そんな時こそ、体にやさしく働きかけるストレッチを取り入れてみませんか?この記事では、更年期のだるさの原因と、日常で意識したいことをお話します。
更年期のだるさの原因
ホルモンバランスの変化
女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少すると、自律神経の働きが乱れ、体温調整や血流がうまくいかなくなります。その結果、全身の疲労感や倦怠感を感じやすくなります。
血流の滞り
筋肉量の減少や運動不足により、血液やリンパの流れが悪くなると、体の隅々まで酸素や栄養が届きにくくなり、だるさにつながります。
睡眠の質の低下
ホルモン変化や自律神経の乱れによって眠りが浅くなることで、疲れが取れにくくなります。
精神的ストレス
心理的なストレスがだるさを強める要因になります。
普段から意識したいこと
呼吸を深める
浅い呼吸は交感神経を優位にし、疲れを悪化させる要因に。普段から、深い呼吸を意識するほか、ヨガや瞑想もおすすめです。
意識して下半身をよく使う
ウォーキングや軽いスクワットなど、下半身を動かすことで血流が促され、だるさが軽減されます。
睡眠リズムを整える
寝る直前のデジタルデバイスの使用を避け、ぬるめのお風呂やストレッチなどを意識的に取り入れ、副交感神経を優位にして眠りやすい環境を整えましょう。
自分を追い込まない
「やらなきゃ」と思うほど疲れは増します。運動も短い時間から始めて、できる範囲で体を動かしましょう。
更年期のだるさをやわらげる【やさしい全身ストレッチ習慣】
1.仰向けになり、両手両脚を天井方向に伸ばし、細かく手脚を揺らす。さらに関節から大きく揺らし、30秒続ける。
2.手を床に下ろし、かかとでお尻や脚のつけ根を30秒蹴る。
3.両膝を胸の前で抱える。肩の力を抜き、深い呼吸で1分キープする。
4.右膝を抱え、そのまま左側の床に倒す。右手は真横に伸ばし、顔も右側へ向ける。
5.左手で右膝を外側から軽く押し、深い呼吸で1分キープ。反対側も行う。
6.両膝を立て、ゆったりと左右に膝を倒す。1分目安に行う。
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