今からでも遅くない!更年期からの「若作り」が心と体に効く本当の理由
「若作りは恥ずかしい」と思って、好きな服や好きな色を身につけることをあきらめていませんか。実はその“若作り”こそが、心身が揺らぎやすい更年期の女性の心や体を元気にしてくれる、とても大切な工夫になるのです。今回は、更年期を前向きに過ごすための「若作りのすすめ」をご紹介します。
更年期世代の若作りは最高の健康法である
「最近、服を選ぶときに『この色かわいいけれど、派手すぎるかな』『年齢的にピンクは厳しいかも』と迷ってしまいます。若作りと思われたら恥ずかしい、でも地味すぎると気分が落ち込みます。もう何を着たら良いかわかりません…」(46歳・女性)
このお悩みは、40代、50代の女性たちの多くが抱える共通の悩みではないでしょうか。「若作り」は恥ずかしいことではありません。むしろ、最高の健康法です。「メラビアンの法則」をご存知でしょうか? 米国の心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に発表したもので、見た目や仕草などの「視覚情報」が人に与える影響度は55%、声の大きさや話す速さなどの「聴覚情報」は38%、会話そのものの内容「言語情報」は7%だという法則です。
つまり、私たちは「見た目」からより大きな影響を受けているのです。例えば、落ち着いた話し方で、昔の話をしていたとしても、見た目が若いと「若い」と思われる可能性が高いということになります。そして、驚くべきことに、この法則は他人にだけでなく、自分自身にも当てはまるのです。
自分で自分の見た目をプラスに捉えられれば気持ちは前向きに切り替わる
鏡に映る自分の姿を見て、「今日はちょっとイケてる!」と思った瞬間、あなたの脳には前向きなスイッチが入ります。実際、パジャマからスーツに着替えたとたんに、背筋がシュッと伸びる経験、ありませんか?自分で自分の見た目を「いい印象だな」と捉えられれば、脳は前向きなモードに切り替わります。逆に、鏡を見るたびに「私、老けちゃったな」「疲れているな」「今日も自分の好きじゃない服を着てる…」と感じれば、脳はどんよりとしたモードになってしまいます。
特に更年期は、体の中で性ホルモンが大きく変動する時期です。ホットフラッシュやめまい、動悸・息切れ、不眠などのさまざまな症状だけでなく、イライラしたり、うつうつしたりと、体にも心にも不調が現れる人が少なくありません。また、思春期の子どもの子育てや子どもの巣立ち、仕事で大きな責任を負ったり、介護が始まったり…と人生のなかでも大変なことが重なりがちな年代でもあります。このように心身ともに揺らぎやすい状態・状況からこそ、「若作り」は重要なセルフケアなのです。毎日完璧である必要は全くありません。今日はパジャマから着替えただけ、前髪を整えただけ、眉毛を描いただけ、いつもと違う口紅を使ってみただけ。そんな小さなアクションでも十分なのです。
若作りは人のためではなく自分自身がご機嫌になるために
しかし、「若作り」なんて恥ずかしいと思ってしまう人もいるでしょう。大切なのは、他人に対して「若く見せる」ことではなく、自分自身をご機嫌にすることです。好きな服を選ぶこと。それは「私」をご機嫌にする選択であり、心と体を整える習慣なのです。今日、自分で選んだ色、選んだ服。「何かいいかも」と思えたなら、それは最高に素敵なことです。
更年期は心身の不安定さからネガティブなイメージばかり持たれがちですが、実際には心と体と向き合う絶好の機会です。つまり、自分らしく、自分を大切にする時間でもあります。小さなアクションがきっかけであっても「今日の私、いい感じだな」と思った瞬間に、心と脳と体は前向きに動き出してくれます。ぜひ、遠慮せずに、堂々と自分を輝かせてください。
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