関節や筋肉...更年期のあらゆる緊張をゆるめる!こわばり解消エクササイズ

関節や筋肉...更年期のあらゆる緊張をゆるめる!こわばり解消エクササイズ
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更年期にさしかかってからなんとなく体が重い…、動かしづらい…そんな体のこわばりに心あたりはありませんか?今回はそんな方に向けて、体をゆるめながら心も落ち着く、一日の終わりにおすすめの椅子ヨガをご紹介します。

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更年期に訪れる体のこわばりの理由

何をしたわけではないのに、体のどこかがずっと緊張している…。そんな状態に心当たりはないでしょうか?更年期にさしかかる頃、多くの人が気づかないうちに抱えているのが体のこわばりです。

● 朝起きた時、肩や背中がこわばって動かしづらい
腰や股関節が、なんとなく重だるく感じる
何もしていないのに、関節や筋肉がじわっと痛む

これらは加齢や運動不足だけが原因ではなく、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な変動が大きく関係しています。エストロゲンは、筋肉や関節、神経の潤滑油のような働きをしています。更年期に差しかかるとその分泌が減るため、炎症が起きやすくなったり、筋肉が硬くなりやすくなります。また、それ以外にも気分の波、不安、理由のない焦りやイライラなど、心のこわばりにも関係しています。

就寝前におすすめ!体のこわばり解消エクササイズ

今回ご紹介するのは、椅子を使ったエクササイズです。ヨガのポーズの中に合蹠(がっせき)前屈という足裏を合わせて座り、その状態から体を前に倒すポーズがあるのですが、それを応用したものになります。このエクササイズを行うことで、股関節や背中を優しく開きながら、こわばった関節や筋肉をゆるめていきます。

椅子を使うことで体への負荷が減り、体だけでなく心もリラックスしやすくなるポーズです。一日の疲れを解消するためにも、夜のリラックスタイムにぜひやってみてください。

<やり方>

椅子を使った合せきのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

1)正面に椅子を置いて床に座り、足の裏を合わせて膝を左右に開く(合せき)。膝が開きにくい方は、お尻の下や太ももの下にクッションや座布団などを敷き、骨盤が立つようにし、股関節の開きをサポートしましょう

椅子を使った合せきのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

2)上半身を前に倒し、椅子の座面に両腕や額を乗せる。椅子にクッションなどを乗せてもOKです

3)背中・首・肩の力を抜いた姿勢で、自然な呼吸を1〜5分間繰り返す

4)終わったら、手で支えながらゆっくりと起き上がる

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椅子を使った合せきのポーズ
椅子を使った合せきのポーズ