腰痛、むくみ、倦怠感の原因は【股関節のこわばり】椅子に座りながらこわばりを解く股関節ストレッチ

腰痛、むくみ、倦怠感の原因は【股関節のこわばり】椅子に座りながらこわばりを解く股関節ストレッチ
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竹内結子
竹内結子
2025-05-26

毎日の歩く、立つ、座る…動きを支えている股関節の動きにこわばりを感じている方はいませんか?そんな方に向けて、今回は脚も軽やかにすっきり!椅子に座ったままでもできる腸腰筋ストレッチをご紹介します。

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座りっぱなしの人は硬くなりやすい股関節

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股関節は体の中心に位置する、体の中でも最も多方向に動かせる上半身と下半身をつなぐ大きな関節。姿勢や歩行などあらゆる日常の動作に関わり体の動きの要となる部位です。しかし、普段の生活だけでは十分に使えることが少ないため、筋肉が硬くなりやすく、硬さを感じてしまうことがあります。

全身の筋肉量の約6~7割の筋肉が下半身にあると言われていて、下半身を動かすことがない座った姿勢が長く続くと筋肉や関節がこわばり、硬くなってしまいます。そのような状態が続くと筋力低下と硬化のどちらも起きやすくなります。さらに、脚を組んだり姿勢が崩れると全身にもさまざまな影響を及ぼすことが考えられます。

股関節のインナーマッスル「腸腰筋」

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座る姿勢が長いと硬くなってしまうのが腸腰筋です。腸腰筋は背骨の腰から脚の付け根まで上半身と下半身を繋ぐ股関節の重要なインナーマッスルです。主に姿勢保持、脚を持ち上げる動きに作用します。

腸腰筋が働かないと腰椎、骨盤、股関節を安定して支えられなくなってしまい、姿勢の不安定、猫背、反り腰、筋肉のアンバランスが生じ、こわばった状態が続くと本来の働きができなくなってしまいます。腸腰筋の近くには重要な血管やリンパ節が集まっているため、血流も悪くなってしまい脚の冷え、むくみ、腰痛、倦怠感など全身の不調の原因にも繋がってしまうこともあります。

ですので、長く座る姿勢が続いたら腸腰筋をストレッチしておくと良いでしょう。

椅子に座ったままできる!腸腰筋ストレッチ

今回ご紹介するストレッチは椅子を使って行うものです。椅子を使うストレッチのメリットとして、

⚫︎座ったまますぐにできる
⚫︎膝を床に着くと痛い時でもできる
⚫︎座面や背もたれにつかまりながらできる

などがあります。日頃運動する習慣がない方でも取り組みやすいと思いますので、ぜひやってみてください。

<やり方>

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1)椅子に横向きになり、座面からお尻を半分はみ出すように座る

2)はみ出した片脚を後方へ伸ばす

3)骨盤を垂直に立てるように保ち、腰骨の内側から太ももの付け根の内側を伸ばす。足の甲も伸ばすと脚の前全体のストレッチ効果が高くなります

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