起きてすぐのコーヒーが自律神経を乱す理由|医師がすすめる「飲むまでの正しい間隔」

起きてすぐのコーヒーが自律神経を乱す理由|医師がすすめる「飲むまでの正しい間隔」
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甲斐沼 孟
甲斐沼 孟
2026-02-10

「朝はコーヒーがないと始まらない」―これはもう、現代人の合言葉みたいなものですよね。目覚めの一杯、香りも味も最高。でも実はこの“起きてすぐのコーヒー”、自律神経の観点から見ると、かなりもったいない飲み方になっていることがあります。医師が解説します。

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起床直後の体では、すでに「覚醒ホルモン」が出ている

「え、コーヒーって体にいいんじゃないの?」

もちろん、コーヒー自体が悪者なわけではありません。問題はタイミングです。

朝、目が覚めると同時に、体の中ではあるホルモンが分泌されています。それがコルチゾール。

コルチゾールは
・血圧を上げる
・血糖を上げる
・頭をシャキッとさせる

いわば「天然の目覚ましホルモン」です。

起床後30〜60分は、このコルチゾールが自然にピークになります。つまりこの時間帯、体はすでに十分に目覚めモード。

ここにさらにコーヒー(カフェイン)を入れるとどうなるか。

交感神経が過剰に刺激されて、
・動悸
・ソワソワ感
・胃のムカつき
・午前中の疲労感
につながる人が出てきます。

「朝からなんとなく落ち着かない」ーその正体、コーヒーの早飲みかもしれません。

自律神経が乱れやすい人ほど「朝いちコーヒー」に弱い

特に影響を受けやすいのは、こんなタイプです。

☑︎ 寝不足が続いている

☑︎ ストレスが多い

☑︎ 血圧が高め

☑︎ 動悸や不安感が出やすい

☑︎ 午後にドッと疲れる

これらに当てはまる人は、自律神経がすでにギリギリの状態。

そこに起床直後のカフェインが加わると、アクセルを踏みっぱなしの状態になります。

コーヒー
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実際、「朝のコーヒーをやめたら、午前中のザワザワ感が減った」という人は少なくありません。

コーヒーは自律神経のスイッチを入れる飲み物。だからこそ、入れるタイミングが重要なんです。

医師がすすめる「コーヒーまでの正しい間隔」

では、いつ飲むのがベストなのか。

結論から言うと、起床後60〜90分後
この頃には、コルチゾールが自然に下がり始め、「そろそろもう一段ギアを上げたい」タイミングになります。

おすすめの朝ルーティンはこんな感じ。

起きたらまず水分(常温〜ぬるめの水)

朝日を浴びる

軽く体を動かす、身支度

その後にコーヒー

この流れにするだけで、
・覚醒が安定
・集中力が長持ち
・午後のだるさが減る

と感じる人が多いです。

どうしてもすぐ飲みたい人は、最初は薄め、量少なめでもOK。

「やめる」必要はありません。「待つ」だけです。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

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