慢性的な肩こりの原因は「僧帽筋」の硬さ。肩甲骨の動きをスムーズにする僧帽筋ほぐし

慢性的な肩こりの原因は「僧帽筋」の硬さ。肩甲骨の動きをスムーズにする僧帽筋ほぐし
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上村ゆい
上村ゆい
2026-02-19

「年中肩が重い」「マッサージしてもすぐ肩がこる」「首から肩が常に緊張している」そんな慢性的な肩こりに悩んでいませんか? 肩こりというと、首や肩のマッサージを思い浮かべると思いますが、根本的な原因にアプローチしないと解決しません。肩こりの大きな原因は、僧帽筋(そうぼうきん)の硬さ。僧帽筋は、首の安定や肩甲骨の動きに関係する筋肉のため、硬くなると首や肩こりを起こしてしまいます。こちらの記事では、僧帽筋をほぐすヨガポーズをご紹介します。

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僧帽筋の硬さが肩こりの原因に

僧帽筋とは、後頭部から首、肩、背中の中央にひし形のように広がってついている大きな筋肉です。主に、肩甲骨を引き上げる・下げる・背骨側に寄せるといった動きの際に働きます。つまり、腕を上げる、肩をすくめる、背筋を伸ばすといった日常動作に欠かせないのがこの僧帽筋となります。

また僧帽筋は、首や頭を支えながら、姿勢を保つという重要な役目も担っています。わたし達の頭は、体重の約10%ほどの重さがあるため、デスクワークやスマホ操作などの下向きの姿勢を長時間続けることで、僧帽筋への負担が増してしまいます。

僧帽筋
イラストAC

僧帽筋の硬さが原因で起こる症状

・肩甲骨がスムーズに動かなくなる
・肩が内側に入り巻き肩になる
・慢性的な首こりや肩こりになる
・肩が盛り上がってたくましく見える
・首や肩の血流が悪くなり、頭が痛くなる

慢性的な肩こりを改善するなら、マッサージで乗り切るのではなく、僧帽筋がきちんと動ける状態を取り戻すことがとても大切です。

僧帽筋が硬くなりやすい人とは

僧帽筋が硬くなる大きな原因のひとつが、長時間の同じ姿勢です。たとえば、デスクワークやスマホを見る時間が長いと、頭が前に出がちです。重い頭を支えるために、肩上部の僧帽筋に過剰な負担がかかってしまいます。また、下を向く姿勢が続くことで、肩が内側に入り、背中が丸まりやすくなります。このいった姿勢を続けることで、僧帽筋はずっと引き伸ばされた状態が続き、硬くなってしまうのです。

日常のくせでも僧帽筋が硬くなる

僧帽筋が硬くなると、血流やリンパの流れが滞り、酸素不足や乳酸などの疲労物質が蓄積し、こりや痛みが起こりやくなります。他にも、無意識に肩をすくめたり、緊張から肩の力が入ってしまったり、片側にカバンを持ってしまうなどの日常のくせも、僧帽筋に負担がかかって硬さを助長する原因に。ストレスを感じることも、体に力が入りやすくなってしまうので注意が必要です。

僧帽筋をほぐす2つのリラックスヨガポーズ

こわばった僧帽筋を無理なくほぐすためのヨガポーズを2つご紹介します。「うさぎのポーズ」は、基本のヨガポーズの緩和バージョンでご紹介します。

【うさぎのポーズ】

①四つ這いの姿勢になります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。

②両ひじを床におろし、頭頂部付近で手の指を組みます。

③頭のてっぺんを床につけ、手のひらで後頭部を支えます。心地よく、首の後ろの筋肉を伸ばしましょう。ゆったりとした呼吸を繰り返します。

うさぎのポーズ アレンジ
Photo by YUI

【キャットアンドカウ】

④四つ這いの姿勢に戻り、手のひらを床につけます。

⑤息を吐きながら背中を丸めます。骨盤を後ろに傾け、おへそを覗き込んでください。

キャットアンドカウ
Photo by YUI

⑥息を吸いながら、首から背中を反らします。骨盤を前には傾けず、目線を真正面から斜め上方向にしてください。

キャットアンドカウ
Photo by YUI

⑦呼吸に合わせながら、5回ほど動きを繰り返します。

動画で動きを確認したい方はこちら

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僧帽筋
うさぎのポーズ アレンジ
キャットアンドカウ
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