「前屈できない」意外な原因とは?伸ばす前に足裏からほぐす柔軟性UPセルフケア

「前屈できない」意外な原因とは?伸ばす前に足裏からほぐす柔軟性UPセルフケア
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須藤玲子
須藤玲子
2026-01-17

前屈が苦手、体が硬くてヨガのポーズがつらい…。そんな悩みを抱えていませんか?前屈ができない原因は、実は腿裏やお尻が硬いだけではありません。見落とされがちですが、足裏の硬さが体全体の動きを制限していることも少なくありません。そこで今回は、座って足で踏むだけの簡単な足裏ほぐしをご紹介します。手が疲れず、道具も不要。体が硬いと感じている人ほど、ぜひ試してほしいセルフケアです。

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前屈がつらい人は足裏が硬いかも

足裏は立つ・歩くなど、日常動作で常に使われている体の土台となる場所です。足裏が硬くなると、バランスが取りにくくなり、体は安定を保つために動きを制限しようとします。

前屈のポーズで、

● ふくらはぎが引っ張られる
膝や腿裏が伸びにくい
骨盤が前に傾かず、背中だけが丸くなりがち

このように感じている人は、足裏の緊張が上へ上へと伝わり、前屈の動きを制限している可能性があります。加齢による柔軟性の低下、運動不足、冷えによる血流の滞り、足指をあまり使わない歩き方のクセなどが重なることで、足裏は気づかないうちにガチガチに。その影響が、前屈のやりにくさとして現れているのです。

足裏と前屈の関係性

私たちの体には、筋肉を包み込み、全身をネットのようにつないでいる筋膜があります。背面を覆う筋膜は、足裏からふくらはぎ、腿裏、骨盤、背中まで、ひと続きにつながっているのが特徴です。つまり、前屈の動きで主に使われる腿裏や背中も、実は足裏と深く関わっています。足裏をほぐすことで、全身の筋肉がじんわりと緩み、下半身から背面全体が動きやすくなるため、無理に引っ張らなくても、前屈がスムーズに行えるようになるのです。

また、足裏には多くの血管や反射区が集まっています。刺激を与えることで血行が促され、筋肉の緊張が解けやすくなるのも、柔軟性アップにつながる理由のひとつです。更に、体の土台が安定することで、特に、立位の前屈ではバランスが整い、自然と深まりやすくなります。

座ったまま足で踏むだけ!前屈がラクになる足裏ほぐし

前屈が苦手な人ほど、ぜひ試してほしい簡単な足裏ほぐしです。ヨガやストレッチ前の新しい習慣として、ぜひ取り入れてみましょう。

<やり方>

1)膝を立て、両手をお尻の後ろの床につく。

お尻の後ろの床に手をつき、膝を立てて座った体勢
Photo by Reiko Sudo

2)左膝を外側に開き、右足を左足の裏にセットする。

お尻の後ろの床に手をつき、左膝を外に開き、右足を左足の裏に乗せた体勢
Photo by Reiko Sudo

3)右足に体重をかけ、左足裏を踏んでほぐす。お尻を軽く持ち上げてもOK。

両手をお尻の後ろの床につき、左膝を外に開き、右足で左足の裏を踏んでお尻を浮かせる足裏ほぐし
Photo by Reiko Sudo

4)足を入れ替え、反対側も同様に行う。

土踏まず、かかと、足指の付け根までまんべんなく踏むこと。呼吸を止めず、「痛気持ちいい」と感じる強さで行いましょう。後ろに手をつく姿勢がつらい場合は、両手を前の床につき、体を前に傾けながらでもOK!

また、テニスボールなど、道具を使う場合は、立ったまま片側30秒〜1分を目安に行います。そのあとで軽く前屈すると、脚の裏側が伸び、体が前に倒れやすくなっているのを感じられるはずですよ。

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お尻の後ろの床に手をつき、膝を立てて座った体勢
お尻の後ろの床に手をつき、左膝を外に開き、右足を左足の裏に乗せた体勢
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