【膝裏が硬くて前屈ができない?】地味だけどよく効く!座ったままハムストリングストレッチ
「前屈が苦手な人はハムストリングが硬い」のはもちろんですが、他にもいろいろな筋肉が作用しています。え?こんなストレッチで?と思われるかもしれませんが、今回の地味ストレッチも試してみて下さい!
「ハムストリングが硬いと前屈ができない」仕組みとは
筋肉というのは一般的に、骨から骨へとくっついています。筋肉が硬くなると、伸ばそうとしても伸びません。つまり骨と骨の距離が離れないということになります。
ハムストリングスが硬いとはどういう状態?
ハムストリングスは、お尻のとんがった骨(坐骨)から、太腿の後ろを通り、膝下の骨(脛骨や腓骨)にくっついています。
ハムストリングが伸びれば、体を前に倒す時にお尻の骨が上向きになり、膝下から離れていきます。しかしハムストリングが硬ければ、お尻の骨は全く上方向には動かず、下向きのままで膝下との距離が離れません。
ハムストリングスの周囲の筋肉もほぐそう
ハムストリングスの近所の筋肉もチェックしてみましょう。お尻の周辺にはたくさんの筋肉があり、ハムストリングと隣り合ったり重なり合ったりしています。当然、ハムストリングが硬いと、近くの筋肉も影響を受けます。ハムストリングスだけでなく、その周りの筋肉もストレッチをすることで、前屈がさらに深まりやすくなるのです。
前屈が深まる!「お尻とハムストリング」のストレッチ
お尻の奥の筋肉をターゲットにしたストレッチをご紹介します。インナーマッスルともいわれる体の深層の筋肉で、姿勢の保持やスポーツなどでも大切な「深層外旋六筋」という名前の筋肉群となります。現代人は座りっぱなしの時間が多いため、普段はお尻の奥で圧迫を受け続けいる部分なので、ストレッチで解放していきましょう。
①床に座り、肩幅くらいに脚を開いて、膝を立てる。
②左右どちらかに両ひざを倒し、片足でもう片方の膝を上からおさえる。下の足首は90度で固定。
③片側のお尻が浮かないよう注意しながら、背骨を伸ばして身体を正面へ向ける。座布団などを敷くとやりやすい。
④そのままキープでもOK。もしお尻を付けたまま背骨が伸ばせたら、お尻を後ろに突き出しながら、軽く前傾姿勢をとる。
上記の姿勢を保ちながら、1分程度じっくりキープしてください。脚の付け根にキュンキュンくる感じや、お尻の外側も含めて普段あまり感じられない伸びが感じられる人もいると思います。地味なストレッチですが、じんわりと効き目のあるおすすえのストレッチです。
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