立ったまま重力に任せるだけ!頭も肩も一気にリフレッシュできるシンプルストレッチ
気づけば肩が内側に丸まり、胸が縮こまっていませんか? デスクワークやスマホの時間が長い人ほど、肩まわりの筋肉がこわばって呼吸も浅くなりがちです。そんなときにおすすめなのが、立ったまま前屈して、背中で両手を組みながら重力に任せて肩をひらくストレッチ。シンプルな動きなのに、肩や胸、背中まで一気に広がる心地よさを味わえるリフレッシュ法です。
どこに効く?
このストレッチでは、普段パソコンやスマホを見るときに使われる「胸の前の筋肉」や、荷物を抱えたり腕を前に出すときに働く「肩の前側の筋肉」がまとめて伸ばされます。
これらは日常でよく使う一方で、縮こまったまま硬くなりやすい部分。放っておくと肩が内側に巻き込みやすくなり、猫背や姿勢の崩れにつながります。
また、背中で手を組むことで、肩甲骨を支える筋肉にもアプローチできます。普段あまり意識しないけれど、腕を動かすたびに働いている筋肉たち。ここをまとめてほぐすことで、肩だけでなく背中全体が軽くなり、胸も自然と開きやすくなります。
ストレッチのメリット
このストレッチを行うと、まず肩まわりの重だるさがスッと抜け、胸の圧迫感が和らぎます。呼吸も深くなり、頭がスッキリして気分転換にも最適です。
さらに、巻き肩や猫背の予防になり、姿勢改善にも大きく役立ちます。続けることで、肩甲骨まわりが柔らかくなり、腕が軽く上がるようになったり、肩こりや首こりが起こりにくくなったりと、全身にうれしい変化を実感できます。
スポーツをする人にとっては、肩や腕の可動域が広がるためパフォーマンスの向上にもつながります。
続けることで得られる変化
このストレッチを習慣にすると、立ち姿や座り姿が自然に整い、胸が広がって若々しい印象を与えられるようになります。呼吸が深まることでリラックス効果も高まり、疲れにくい体へと導いてくれるでしょう。小さな習慣が積み重なって、肩も背中も、そして心も軽くなっていくのを感じられます。
シンプルストレッチのやり方
1) 両足を揃えて立ちます。膝を深く曲げて、前ももとお腹・胸をくっつけるように前屈をし、背中側で両手の指を組みます。
2) ゆっくりと肘を伸ばしながら、身体から拳を遠ざけて肩の開きを感じます。首、肩周りをリラックスしながら重力に任せてほぐしましょう。
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