根本原因にアプローチ!【どこでもできる】肩の上げ下ろしするだけ肩こり解消ストレッチ

 根本原因にアプローチ!【どこでもできる】肩の上げ下ろしするだけ肩こり解消ストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-04-06

「何をしてもどうせ治らない…」と慢性的な肩こりに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は慢性的な肩こりをスッキリさせるストレッチをご紹介します。たった10回、肩の上げ下ろしをするだけでOK。根本的な原因にアプローチして肩こり解消を目指します。床や椅子に座ったままどこでも手軽にできるのでぜひやってみましょう!

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肩こりの根本的な原因

肩こりの原因は様々ですが、一般的に考えられている根本的な原因は次の2つです。

筋肉の緊張

同じ姿勢を続けるなど筋肉の緊張から肩こりが起こると考えられています。デスクワークの人は首や肩まわりの筋肉をほとんど動かさないことによって血流が滞り、酸素が筋肉に届きにくくなります。また、疲労物質の蓄積により凝りや痛みに繋がります。

自律神経の乱れ

肩こりの原因は筋肉の緊張だけではありません。精神的ストレスによる自律神経の乱れも肩こりが治らない原因の一つです。ストレスを感じると交感神経が優位に働き続け、緊張モードに入ります。この状態が続いてしまうと体も無意識に緊張し続けます。そして、呼吸も浅くなり肩が上がった状態で硬くなるため、肩こりが慢性化する傾向にあると考えられています。

肩こりの根本原因にアプローチ!どこでもできる肩こり改善簡単ストレッチ

今回はご紹介するストレッチは呼吸と共に肩の上げ下ろしを行うだけ!床に座った体勢で行える、体も心も楽になる簡単なストレッチです。

<やり方>

親指を前、残りの指を後ろに向けて鼠径部に手を添えた胡坐の体勢
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1)あぐらで座り、背筋を伸ばして姿勢を整える。親指を前に、残り4本の指を後ろに向け、鼠径部に添える。あぐらの姿勢がつらい場合は椅子に腰かけてもOKです

手で鼠径部を下に押しながら肩を上げて耳に寄せた胡坐の体勢
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2)息を吸い、手で鼠径部を下に押しながら肩を上げて耳に寄せる。肩まわりの筋肉を意識して縮めましょう

手を鼠径部に添え、口から息を吐いて肩の力を緩めた胡坐の体勢
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3)口から大きく息を吐き出し、手の力を緩めて肩をストンと下す

4)呼吸と共に肩の上げ下ろしを10回行い、筋肉の緊張と弛緩を交互に繰り返す

今回ご紹介したストレッチは深い呼吸と共に肩まわりをほぐすストレッチです。肩だけでなく肩甲骨や背中も大きく動かしましょう。息を吐く時は口から大きなため息をつくように、体に溜まった疲労物質や心のモヤモヤも一緒にリリースします。

体の緊張はもちろん心の緊張も手ばなして、肩こり解消を目指しましょう!

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親指を前、残りの指を後ろに向けて鼠径部に手を添えた胡坐の体勢
手で鼠径部を下に押しながら肩を上げて耳に寄せた胡坐の体勢
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