【手が悲鳴を上げてない?】スマホ7〜8時間使用が当たり前の人に。固まった指をほぐすストレッチ
パソコンやスマホ作業が多いと、手や指の動きが限定的になり、末端の動きが悪くなる場合があります。末端の動きが悪くなると、血流や神経伝達にも影響が出ることも。現代人のための手首と指のケアをご紹介します。
現代人は手を酷使している
日本人は1日に7~8時間、パソコンやスマホを利用しているとも言われます。首こりや肩こりなど、体の不調は自覚しやすいのですが、手指が疲れていることに気づいている人はあまりいません。
指を動かすことは体や脳にいいことがたくさん
ヨガには「ムドラ」と呼ばれる手や指のジェスチャーがあります。手や指の形をいろいろと組み合わせることで、呼吸が深まったり、唾液の分泌を促すなどの肉体的効果を引き出すとされます。東洋医学の理論である「経絡」や「ツボ」も、手指に多く集まっていますよね。
現代においても、指の動きは脳の認知機能にも影響があるとして、運動に取り入れられています。ずっと固定された動きばかりだと腱鞘炎等のリスクも高まるうえ、末端のこりが体の他の箇所にも影響を及ぼすこともあります。
【この形できる?】指の動きチェック
手を広げ、ひと差し指を親指に引っ掛け、できるだけ親指の根元の方までひと差し指を押し込んでみてください。もしかしたら、利き手の方は、奥まで押し込めないかもしれません。それがスマホを触りすぎて、ひと差し指の動きが制限されている証拠です。
指と手首を伸ばすストレッチ
先ほどのチェックができなかった人は、空いている方の手を使って、ひと差し指を親指にひっかけましょう。そして、残りの3本の指をテーブルなどに乗せて、少しずつ手を反らせながら圧をかけていきます。手首の内側がジワーっと伸ばされてくるので、そのまま30秒ほどキープしてください。
グーパー運動
スマホ操作やタイピングは、常に中途半端に手指を丸めている状態です。長時間この状態を続けていると、指の動きは悪くなっています。しっかりと握る・しっかりと開くの動作を、手首や上半身の動きも合わせて行ってみましょう。
・グーの運動
①椅子に腰かけて、親指を握りこんだグーを作り、手の甲側を膝の上に置きます。この動きだけでも意外と難しいと感じる人は多いと思います。膝から多少浮いてもいいので、キープできる角度を探しましょう。難しければ、脚の付け根寄りに場所を移します。そのまま動かずに30秒ストレッチ。
②慣れてきたらそこに上半身の動きをつけていきます。手は固定したまま、背中を反らせたり丸めたりしてみましょう。ゆっくりと呼吸に合わせて5回ほど繰り返しましょう。
・パーの運動
①手のひらをパーにして、指先を手前に向けた状態で、膝に手のひらを置きます。ここでも、難しければ脚の付け根寄りに手を移動ましょう。そのまま動かずに30秒ストレッチ。
②手首が反った状態をキープしながら、先ほどと同じ上半身の動きを行います。
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