ガチガチの肩&背中が軽くなる!椅子ひとつでできる背中リセットストレッチ
「最近、背中がガチガチ」「肩が重くてだるい」。そんな不調を感じていませんか?気づけば背中が丸まり、呼吸も浅い…。それは、長時間同じ姿勢で過ごすことで背中の筋肉が固まり、動きがなくなっているサインかもしれません。そこで今回は、ガチガチにこわばった背中を緩める、椅子ひとつでできる簡単ストレッチをご紹介します。。デスクワークの合間や日々のリセットタイムに、気軽に取り入れてみてください。
背中や肩が凝る原因は「動かないこと」にあり!
肩や背中の凝りは、実は単なる筋肉疲労ではありません。デスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢を長時間続けていると、背骨や肩甲骨の動きが制限され、周囲の筋肉(僧帽筋・広背筋など)がどんどん硬くなってしまいます。
また、背中は、呼吸や姿勢の軸となる部分で、全身の巡りや姿勢、バランスに大きく関わっています。前かがみの猫背姿勢では、胸が縮んで呼吸が浅くなり、十分な酸素が体に行き渡りにくくなり、疲労が抜けない体に。「動かない→血流が滞る→さらに凝る」という悪循環に陥るのです。
肩や背中の凝りを効率よく改善するには?
ガチガチになった肩や背中をリセットするカギは、肩甲骨と背骨の連動です。肩こりを感じると、つい肩を回したくなりますが、実はそれだけでは不十分。肩甲骨を支える背中の筋肉(僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋)をしなやかに動かすことで、深層部までアプローチすることができます。
また、背中がスムーズに動くようになると、肋骨が広がり、呼吸筋(横隔膜や肋間筋)も自然に働き始めます。深い呼吸ができるようになることで、体の内側から温まり、血流が促され、全身の疲労回復にもつながります。
背中と肩の凝りを根本から解消! 椅子ひとつでできる簡単ストレッチ
今回ご紹介するのは椅子を使ったストレッチです。肩の力を抜き、リラックスして行いましょう。
<やり方>
1)椅子の背もたれを前にして立ち、呼吸と姿勢を整える
2)足を後ろに歩かせながら背中を伸ばす。下腹部を軽く引き込み、背中が床と平行になるくらいの位置で、ゆっくり5~6呼吸キープする。背中の硬さを感じたら、体を左右に軽くゆらして緊張をリリースしましょう
3)息を吐きながら、上体を左右交互に10回ほどひねる。背中の中心を軸に、肩甲骨が滑らかに動く感覚を意識する
ストレッチをする際、腰が反れないようにお腹を引き込んでおくのがポイントです。背中全体を広げるイメージで行いましょう。肩と耳の距離を保ち、首や肩まわりが力まないようにすること、呼吸を止めないことも大切です。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く









