秋のなんとなく不調対策:心と体のダルさに…自律神経の幹線道路・背骨まわりをほぐす癒しのストレッチ
体のダルさや疲れを感じる、それになんだかよく眠れない――。こんなふうにお悩みではありませんか? 10月は、夏から秋への移行期。1日のなかでも寒暖差が大きいこの時期は、自律神経のバランスが乱れてさまざまな不調を引き起こすことがあります。そこで今回は、自律神経の通り道・「背骨」や背中の筋肉をゆるゆる優しくほぐす癒しのストレッチをご紹介! なんとなく不調に心当たりがある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
秋に感じるなんとなく不調対策に|自律神経の幹線道路「背骨」をほぐすといい理由
「朝晩、涼しくなってきてから何となく体がダルい。よく眠れないこともある」――。
このように、寝込んでしまうほど不調ではないけれど、なんとなく調子が悪いと感じることはありませんか? もしかしたらその不調…10月になり、朝晩の気温がグッと下がってきたことと関係しているかもしれません。 日中との寒暖差が大きくなる夏から秋への移行期は、自律神経が乱れやすい時期でもあるからです。
自律神経のバランスが乱れると、どうなる?
交感神経と副交感神経からなる自律神経は、それぞれが反対の働きを持ち、互いにバランスを取りながら私たちの体を調整しています。ところが、そのバランスが崩れると、全身の倦怠感や多汗、頭痛、肩こり、腰痛、めまい、胸が圧迫されるような苦しさ、不眠、胃腸の不調、不安・イライラなど、心と体の不調の原因になることが考えられるのです。
「背骨」をほぐすメリット
今、心当たりがあると思った人は、「背骨」に注目してみましょう! なぜなら、背骨は自律神経の通り道・いわば自律神経の幹線道路みたいなもので、動きが悪くなると渋滞=不調を起こしやすくなるけれど、ストレッチでしなやかに保つと心身ともに整いやすくなるからです。
また、寒暖差だけでなく、猫背のような不良姿勢を長時間続けることにも要注意。背骨に歪みが生じて柔軟に動かせなかったり、背中の筋肉が凝り固まっていたりすると、自律神経がうまく機能できなくなります。
背骨やその周辺の筋肉を柔軟にすることは、自律神経が整いやすくなって心身の健康にもつながります。
ここからは、背骨や背中の筋肉をゆるゆるほぐすストレッチのやり方をご紹介! 季節の変わり目こそ、自分を労わる時間をとってみてくださいね。
四つ這いで簡単:3STEP「背骨」や背中の筋肉をゆるゆるほぐすストレッチ
<やり方>
1)四つ這いからスタート! 手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく。
ひじを緩めて脇を締めたら、腰で天井を押すイメージで背中を平らにする
2)右手を左手の前につく
3)息を吐きながら、お尻をうしろに引いてかかとに預ける。腰を右にひねり、顔は左に向ける。背骨を緩やかにカーブさせて、呼吸を繰り返す<回数:5呼吸~>
4)反対側もおこなう
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