【秋の脚の冷え対策】ポイントは「股関節」と「ふくらはぎ」|むくみにも効くヨガ的ほぐし術
秋は朝晩の気温が低く、日中との寒暖差が大きくなります。そこで増えるお悩みが「脚の冷え」。脚の冷えを放っておくと、むくみやだるさにつながるので、早めの対策が必要です。こちらの記事では、秋に脚が冷えやすい原因と、冷えをやわらげるヨガポーズについてご紹介します。
秋に脚が冷えやすいのはなぜ?
秋は、朝晩と日中の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると、血流が滞り、脚が冷えやすくなります。
また、夏に冷たい飲み物や食べ物を摂ったり、冷房の効いた部屋で過ごすことで、体が冷えてしまっています。その影響が秋まで残り、下半身の血行不良を引き起こすこともあります。
ふくらはぎの硬さも脚の冷えの原因に
ふくらはぎは、心臓に血液を戻すポンプの役割を担っています。ふくらはぎの筋肉が硬くなっていたり衰えていたりすると、血液やリンパの流れが滞り、冷えを感じやすくなってしまいます。夏の暑さで体を動かす機会が減っている人は、もしかするとふくらはぎの筋肉が硬くなっているかもしれません。
脚の冷えを改善するには「ほぐし」が大事
脚の冷えを改善するためには、巡りを促すことが大切です。そのためにはまず、股関節まわりの筋肉を動かしてほぐしましょう。股関節は、脚を動かすために欠かせない関節であり、股関節が動きにくくなると血液やリンパの流れが滞り、脚の冷えの原因になってしまいます。
おすすめの股関節ほぐしは、股関節を開いたり伸ばしたりすること。太ももやお尻の筋肉がほぐれ、血液循環の改善が期待できます。日常的に座りっぱなしや立ちっぱなしの時間が多い人こそ、股関節まわりをしっかりほぐして、冷えに負けない体を整えていきましょう。同様にふくらはぎの筋肉をほぐすこともおすすめです。
脚のむくみ改善におすすめほぐしポーズ2選
股関節まわりの筋肉をほぐすヨガポーズと、硬くなったふくらはぎをほぐすヨガポーズをご紹介します。
股関節まわりをほぐす「合せきのポーズ」
①足裏を合わせて、ひざを開いた状態で座ります。骨盤が後ろに傾かないように、お尻の筋肉を引き上げ、骨盤を立てます。
②両足の指先を両手で軽く握り、背筋をグッと伸ばします。一度息を吸い、吐きながら脚の付け根から上半身を前に倒していきます。
③股関節まわりの筋肉に響いていればオッケーです。呼吸をしながら30秒ほどキープをします。
硬くなったふくらはぎをほぐす「サギのポーズ」
①床に座り、右脚を伸ばし左ひざを立てます。
②可能な人は、右ひざ下を外側に曲げ、かかとをお尻の横に置きます。
③両手の指を組み、左の足の裏にひっかけます。骨盤を立て、背筋を伸ばし、左足を高く上げていきましょう。
④ひざは曲がっていてもいいので、できるところまで伸ばしてください。左の足のつま先を自分の方に引き寄せ、ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。
④呼吸をしながら、30秒ほどキープをします。反対側の脚も同様に行います。
動画で確認したい方はこちら
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







