椅子に座りながら簡単3STEP! 見た目年齢約7.3歳も上に見せる猫背対策「脇腹」のストレッチ
パソコンやスマホをよく使う人に見られる「猫背」の姿勢。猫背は体のこりや不調の原因になるだけでなく、なんと…見た目年齢を実年齢よりも平均約7.3歳も上に見せているという衝撃的な調査結果も出ているんです! 今回は、放っておくと猫背を悪化させてしまう「脇腹」の筋肉の硬さをほぐすストレッチをしていくので、一緒におこなって若見えする姿勢に整えていきましょう。
若い世代にも増えている…猫背を引き起こす「脇腹」の筋肉の硬さ:セルフチェック
仕事中や休憩中、パソコンデスクの前に何げなく座っている時などに「猫背になっているよ」と指摘されたことはありませんか? 背中が座った猫のように丸まった猫背は、かつては高齢者に多く見られる姿勢のひとつでした。ところが最近では、若い世代の人たちにも猫背が急増していることから、「姿勢の老人化」と言われ問題視されています。
ヘアサロンやリラク・ビューティーサロンなどの検索・予約サイト『ホットペッパービューティー』を運営する株式会社リクルートが実施した姿勢に関する調査(全国20~49歳男女1,000人対象)によると、約7割が自分が猫背だと認識。さらに、猫背だと実年齢より平均約7.3歳も上に見えるという衝撃的な結果も!
このように若い世代の人たちが猫背になる主な原因は、パソコンやスマートフォン使用中の姿勢の影響によるところが大きく、なかでも意外だと思われがちなのが「脇腹」の筋肉の硬さです。
「脇腹」の筋肉が硬いと猫背になりやすいのは、なぜ?
猫背をはじめとする不良姿勢の原因は、長時間の同じ姿勢。筋肉が緊張し、収縮した状態が続くことです。特に意識したいのが、「脇腹」の筋肉を硬くする次の2つの姿勢・習慣です。
- お腹が「くの字」に屈曲した姿勢
- 同じ側の肩でバッグを担ぐ
まず、仕事やプライベートでも手放せないパソコン・スマートフォンを使う時にやりがちな、お腹が「くの字」に屈曲して「脇腹」が縮んだ姿勢。それと、移動中にバッグを同じ側の肩で担ぐ習慣は、「脇腹」の筋肉を凝り固まらせる原因です。
「脇腹」の筋肉が硬くなると、首やあご、上体が前に引っ張られるようになり、猫背を悪化させることが考えられます。心当たりがある人は、次の「脇腹」の硬さセルフチェックに進みましょう。
<「脇腹」の硬さ:セルフチェック>
- 体幹をひねる、横に倒す動きをしにくい
- 腰を伸ばしにくい・曲げにくい
- 腰に痛み・こりを感じる
- 呼吸が浅い
当てはまる数が多いほど、「脇腹」の筋肉が硬くなっている可能性があります。ストレッチで柔軟性を取り戻し、猫背対策をしていきましょう!
椅子に座りながら簡単3STEP:猫背対策「脇腹」のストレッチ
<やり方>
1)椅子に座り、股関節とひざが90度に曲がるように姿勢を整える。手でお尻のお肉をかき分け、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せて、骨盤を起こす。
手は腰に添える
2)息を吸いながら、左腕を真上に伸ばす
3)息を吐きながら、上体を右・真横に倒す。体が前やうしろに倒れないように姿勢に注意! 肩を下げ、首を長くしたら、左手の指先をあと1cm遠くに伸ばすイメージ。お尻・左側は、椅子の座面をしっかり踏み直す。
左脇腹の広がりを感じながら、呼吸を繰り返す<回数:5呼吸×3セット>
腕を伸ばして側屈しにくい場所にいる場合は、左手のひらを頭のうしろに添えてもOK。ひじを真上に持ち上げ、ひじ~脇腹を一直線にして伸びを感じながら呼吸を繰り返す
1~3の反対側もおこなう
AUTHOR
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く








