老け見えの原因は巻き肩!胸を開く背中を鍛えて若返る!巻き肩改善簡単エクササイズ

老け見えの原因は巻き肩!胸を開く背中を鍛えて若返る!巻き肩改善簡単エクササイズ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-10-13

「背中が丸く見える」「姿勢のせいで老けて見える気がする」。最近、そんな変化を感じていませんか?その原因は、年齢のせいではなく、もしかすると巻き肩にあるかもしれません。そこで今回は、胸を開いて背中を活性化!自然と若見えする姿勢へ導く、簡単エクササイズをご紹介します。床や椅子に座ったままできるので、ちょっとした隙間時間におすすめです。

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老け見えの姿勢「巻き肩」の原因とは?

巻き肩とは、肩が前に入り、胸が縮んで背中が丸まった状態のこと。

大胸筋・小胸襟
photo by イラストAC

具体的には、胸の前側にある大胸筋・小胸筋が硬くなり、反対に、菱形筋・大円筋など背中の筋肉が弱くなることで起こります。

菱形筋・大円筋
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スマホやパソコン姿勢など、日常のクセも原因の一つで、肩甲骨が外側へ引っ張られ、首が前に出た姿勢に。その結果、「疲れて見える」「老けて見える」など、ネガティブな印象になってしまいます。改善するには、まず、胸と背中の筋バランスを整えることが大切です。

巻き肩が招く美容・健康面のデメリット

巻き肩がクセになると、胸が縮んで呼吸が浅くなり、血流や代謝もダウン。これが、顔色のくすみや疲れ顔、肩こりなどの不調につながります。また、背中が丸まるとバストラインが下がって見え、体の重心が前に傾くことで下腹が出やすくなるデメリットも。

つまり、巻き肩は単純に見た目の印象だけでなく、美容と健康の両方に影響を及ぼします。でも、裏を返せば、姿勢を整えることで、体型、印象、体調まで変わるチャンスと言えるのです!

座ったままでOK!若見え姿勢を取り戻す巻き肩改善エクササイズ

胸を開いて背中を働かせることで、巻き肩を改善。呼吸を深めながら、姿勢を内側から整えるエクササイズです。今回はあぐらで行いますが、椅子に座って行ってもOKです。

<やり方>

あぐらの姿勢
Photo by Reiko Sudo

1)あぐらで座り、背筋を伸ばす

あぐらで座り、右手を背中に回して左肘を掴んだ体勢
Photo by Reiko Sudo

2)右手を背中側から回し、左肘を持つ

手のひらを上に向けて左肘を曲げ、右手を背中に回して左肘を掴んだあぐらの姿勢
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3)左手のひらを天井に向けて肘を曲げ、肩を下して脇を軽く締める

左手のひらっを上にして肘を曲げ、右手を背中にまわっして左肘を掴んで上体を左右に捻るエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

4)息を吐きながら左腕を回転させるようにして、上体を左右交互に10回ほどひねり、胸・背中・肩甲骨まわりを刺激する

5)腕を入れ替えて、反対側も同様に行う

縮こまった胸を開くこと、背中の中心(肩甲骨の内側)を引き寄せる意識を忘れずに!無理に胸を張るのではなく、呼吸で自然に姿勢を整えるのがポイントです。深い呼吸とともに行うことで、老け見え解消はもちろん、代謝アップや肩こりの軽減にも効果的ですよ。

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大胸筋・小胸襟
菱形筋・大円筋
あぐらの姿勢
あぐらで座り、右手を背中に回して左肘を掴んだ体勢
手のひらを上に向けて左肘を曲げ、右手を背中に回して左肘を掴んだあぐらの姿勢
左手のひらっを上にして肘を曲げ、右手を背中にまわっして左肘を掴んで上体を左右に捻るエクササイズ