老けて見えるのは巻き肩のせい?縮こまった胸を寝たままリセット!巻き肩改善簡単エクササイズ
写真に写った姿が、「なんだか猫背に見える」「首や肩が丸まって老けた印象…」そんな経験はありませんか?スマホやパソコンに向かう時間が増えた今、多くの人が抱える悩みのひとつが巻き肩。実は、見た目だけでなく、呼吸や代謝、体の不調にもつながるサインです。そこで今回は、縮こまった胸をやさしく開き、肩を本来の位置に戻す、簡単なエクササイズをご紹介します。
巻き肩はなぜ起こる?
巻き肩の主な原因は、胸の前の大胸筋と、その奥にある 小胸筋にあります。
長時間のスマホ操作やデスクワークでこれらの筋肉が縮こまると、肩を前に引っ張り、背中の筋肉が働かなくなってしまいます。その結果、肩甲骨の動きが制限され、胸や背中はガチガチに…。そのまま放置すると、肩が内側に入り込んだ巻き肩の姿勢が定着してしまうのです。
巻き肩がもたらすデメリットとは?
巻き肩は単なる見た目や姿勢の乱れだけでなく、美容や健康面にさまざまな影響を及ぼします。
美容面
・首が詰まって短く見える
・背中が丸まり老けた印象になる
・デコルテの張りがなくなり、バストラインが下がりやすくなる
健康面
・胸が閉じて呼吸が浅くなる
・肩こり・首こり・背中の張りなど、不調につながる
・酸素が不足して代謝が落ち、疲れやすく太りやすくなる
つまり、巻き肩は、姿勢の乱れや見た目年齢を上げるだけでなく、体の不調を引き起こす原因にもなることも…。だからこそ、胸を開き、肩を正しい位置に戻すケアが必要なのです!
胸を開いて巻き肩改善!寝たままできる簡単エクササイズ
縮んで硬くなった胸の筋肉を緩めて、肩甲骨を正しい位置に導くエクササイズです。ベッドでもできるので、朝起きたときや寝る前の習慣にぴったりですよ。
〈やり方〉
1)両膝を立てて仰向けになり、背中を床にあずけてリラックス
2)息を吸いながら、両手を天井に伸ばし、そのまま頭上へ引き上げる
3)息を吐きながら、肘を曲げて腕を床に下ろし、胸と肩を開きながら体側まで戻す
4)呼吸に合わせて、ゆっくり10回ほど繰り返す
巻き肩は、日常のちょっとした習慣で起こりやすい不調ですが、簡単なケアで改善が期待できます。今回のエクササイズは、リラックス効果があり、呼吸が自然に深くなるのも魅力。腰を反らさず背骨を伸ばし、余分な力を抜くこと。心地よく肩や胸を広げ、深い呼吸と共にゆっくり腕を動かしましょう。
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