【姿勢美人になるための巻き肩改善エクサ】無理なく続けられる「鎖骨ほぐし×ひじねじり」

【姿勢美人になるための巻き肩改善エクサ】無理なく続けられる「鎖骨ほぐし×ひじねじり」
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良い姿勢になろうとして、無理やり肩甲骨を寄せて胸を張っている…なんてことしていませんか?自然な美姿勢になるための正しいエクササイズをお伝えします。

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巻き肩の原因は?

私たち人間は、骨格の構造上、肩がやや前方に出るようなデザインになっているうえに、デスクワークやスマートフォンの使用など、生活の中の多くの時間を体の前側に手を出して作業をしています。

巻き肩とは、前に出た肩がさらに内側に向いて固まってしまっている状態です。姿勢が悪く見えるのを気にしている人も多いと思いますが、放っておくと首コリや肩コリの症状を悪化させたり、肩や腕が動かしづらくなることにもつながります。

巻き方の解消・改善のコツ

作業の合間などに胸を張ったり、巻いている方向と逆の動きを行うことで解消することができます。また肩周囲の筋肉を長時間動かさないことが巻き肩姿勢を固定してしまうため、日頃から作業の合間に胸のストレッチを行ってみてください。その際に意識してほしい部分が「鎖骨」です。

鎖骨
イラストAC

巻き肩改善には「鎖骨をゆるめる」ことが大事

鎖骨は首元にある骨ですが、肩甲骨の突起部分とつながっています。巻き肩姿勢では肩甲骨が外転(体の中心から遠ざかる動きのこと。背中を丸める姿勢で行っている動きです)しています。

そのため巻き肩姿勢をとっている時は、鎖骨が前に押し出されている状態になっています。その結果鎖骨周囲の筋肉が硬くなり、胸のストレッチをしようとしても胸を張るのが難しくなってしまいます。つまり、巻き肩の解消には、まずは鎖骨周囲をゆるめることがポイントとなってきます。

鎖骨ほぐし×ひじねじり運動

巻き肩姿勢が気になる人や、普段デスクワークが多い人は、作業の合間などにこれからご紹介する運動を実践してみてください。自然と胸が開いて首肩周囲が気持ち良くなりますし、デコルテラインもきれいに見えるようになります。

注意事項

・ほぐし、ねじり運動はどちらも無理のない範囲で行いましょう。鎖骨や肩を押さえる時は強い力で押し過ぎないように注意してください。

・自然な呼吸を行いながら実践していきましょう。

鎖骨ほぐし

(1) 右手のひとさし指と中指で、左の鎖骨を挟む。

(2) 指先で軽く圧をかけたまま揺らし、鎖骨の上下をほぐす。鎖骨の根元から肩に向かってほぐしていきましょう。

ひじねじり運動

(1) 右側の鎖骨と肩甲骨の境い目付近に左手を置き、軽く押さえる。

(2) 右腕を体の横に伸ばして、内側・外側交互にねじる。

・肩が前に入り込み過ぎないように注意しましょう。前腕(ひじ~手)を意識してねじると簡単です。

・ねじるたびに上腕二頭筋(力こぶの筋肉)、上腕三頭筋(二の腕の筋肉)が気持ちよく伸びていくのを感じながら、10~15回程度実践します。

ほぐし&エクササイズ
Photo by Sayaka Utsunomiya

エクササイズの詳細は以下動画からも確認いただけます

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