【自律神経も整える】肩こり&巻き肩を解消する「魚のポーズ」

【自律神経も整える】肩こり&巻き肩を解消する「魚のポーズ」
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HINACO
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2025-09-29

肩や胸のまわりがガチガチに固まっていると、自然と背中が丸まりやすくなり、呼吸も浅くなってしまいます。そんなときにおすすめなのが「魚のポーズ」。胸を大きく開くことで、姿勢を整えながら自律神経にもアプローチできるヨガの代表的なポーズです。デスクワークやスマホ疲れで前かがみになりやすい人におすすめなので、ぜひやってみてください!

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魚のポーズとは?

魚のポーズは、仰向けに寝転がった状態から胸をぐっと持ち上げ、頭頂部を床に軽く触れるようにして行います。

魚のポーズ
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このとき、大きく胸が開き、肩まわりの筋肉が心地よく伸ばされます。効果は多方面にわたり、特に次のようなメリットが期待できます。

肩こり・巻き肩の解消

胸の筋肉(大胸筋)がストレッチされ、固まった肩周りが自然に広がることで、前に丸まった姿勢が改善されやすくなります。

胸を開いて呼吸を深める

胸郭が大きく広がるため、呼吸が深まり、副交感神経が優位になりやすい状態に。リラックスや睡眠の質の向上にもつながります。

頭頂部の刺激で自律神経を整える

頭頂部が軽く床に触れることでツボ刺激が加わり、全身のバランスが整いやすくなります。ヨガでは「エネルギーの流れを活性化する」ともいわれ、リフレッシュ効果が期待できます。

続けることで得られる変化

一度行うだけでも胸まわりの開放感は感じられますが、習慣として続けることでより大きな変化を実感できます。例えば、背中が自然とまっすぐ伸びやすくなり、胸も心地よく開いた状態が保たれます。そうすることで長時間の座り仕事でも疲れにくくなります。

また、呼吸が深まりやすい体になると、ちょっとしたストレスを感じても気持ちを切り替えやすく、心の安定にもつながります。さらに、肩や首の力みが取れることで頭痛や眼精疲労が軽減する人も多く、全身をリフレッシュする効果を日常生活の中で感じられるでしょう。

魚のポーズは、以下のような方におすすめです。

● デスクワークやスマホで肩・首まわりがこりやすい人
● 巻き肩や猫背など、姿勢の崩れが気になる人
● 呼吸が浅くなりやすい、眠りが浅いと感じている人
● リフレッシュして自律神経を整えたい人

肩こり&巻き肩を解消する「魚のポーズ」

<やり方>

1)仰向けに寝転がり、両足をそろえます。手のひらを床方向へ向けた状態で両手・両腕を身体の下へしまいます。肩甲骨同士も軽く寄せ合いながら、体の上から腕が見えないようにするイメージで

魚のポーズ
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2)手をお尻で踏んだまま、膝で床を押して頭が浮くくらい胸をぐっと天井方向へ引き上げます。顎を上げながらそっと頭頂を床へ下ろし、後ろの景色を見るような体勢を作ります。胸や肩の開き、喉の前側までが伸びるのを感じながら、数呼吸キープしたのち、ゆっくりと顎を引きながら頭を下ろしていきます

魚のポーズ
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動画で動きを確認したい方はこちら

 

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